勉強法

【TOEIC】こんな英語の勉強法は間違い?21の学習法を検証

投稿日:2018年5月1日 更新日:

勉強法 間違い

英語の学習法に関して、「たごさくブログ」さんで、以下の21の勉強法は間違っていると紹介されていました。

  • 単語より文法の方が重要
  • 単語だけで覚えても意味がない
  • 日本語訳だけ覚えても意味がない
  • 単語は例文で覚えろ
  • 英和辞典はダメ
  • 英英辞典を使え
  • 9割の単語を知っていれば推測できる
  • 同義語を一緒に覚えろ
  • 3000語も知ってれば8割カバーできるから十分
  • 子供と同じやり方で学べ
  • 非ネイティブとは話すな
  • 学習者用の教材は使うな
  • ネイティブ用の素材を使え
  • 音読で話せるようになる
  • シャドーイングで話せるようになる
  • 単語は書いて覚えろ
  • 多読多聴だけで文法も身につく
  • 多読より精読の方が効果的
  • 10日間繰り返せば忘れない
  • 母語を介在させるな
  • 心の中で声に出して読むと速読できない

(引用:間違った英語学習法の見極め方)

皆さん英語の学習法として信じていた内容が多いのではないでしょうか?

よく見れば「シャドーイングで話せるようになる」というのも否定されてますね。「あれ?このブログではシャドーイングやれって言ってたよな・・・嘘つきめ!」と思われる方もいるでしょう。

「たごさくブログ」さんでは、間違っている理由は「第二言語習得の知見に反しているから」ということでしたが、詳細は語られていませんでした。まぁ「知見に反する」ということですから、それ以上語る必要がないのかもしれません。

今回は、上記の21の勉強法は本当に間違いなのか、私の個人的な見解を、主にTOEICの勉強法の観点から示します。

 

①単語より文法の方が重要、②単語だけ覚えても意味がない、③日本語訳だけ覚えても意味がない

これは私も間違いだと思います。

特にTOEICではPART5を除いて難しい文法は出ません。単語の意味をつなげれば内容を理解できるので、このブログでは何よりも単語を重視して勉強することを推奨しています。

 

④単語は例文で覚えろ

これは△でしょうかw

有名な英単語帳の「Duo」は例文で覚えることを推奨しています。単語の意味だけを覚えるのではなく、単語の使い方も覚えるというコンセプトだと思います。

私は例文だと長すぎるので、単語を例文で覚えるのは効率が悪いと思っています。そういう意味で「単語は例文で覚えろ」は間違いでもいいのですが、だからといって1つの単語と1つの日本語訳を1対1で覚えるような学習法には反対です。

私はフレーズで覚えることを推奨しています。つながりの中で単語を覚えると記憶に残りやすいですし、相性のいい単語だったり前置詞が必要か不必要か、後ろがto不定詞かing形かというPART5でよく出てくる問題にも感覚的に対応できるようになります。

例えば「discuss:議論する」という単語を覚えるときに、

「discuss the problem with him」

というフレーズで覚えればdiscussは他動詞のため目的語の前に前置詞(aboutなど)が必要ない、とか、誰と話したかを伝えたいときに「discuss with」のフレーズがにスラスラと口から出てきやすいです。

つまり、フレーズで覚える利点は例文で覚える利点と同じです。ただ、例文だと長くて覚えられないため私は推奨しないだけなので、「単語は例文で覚えろ」は間違っているとは言いにくいので△です。

 

⑤英和辞典はダメ、⑥英英辞典を使え

これは私も間違いだと思います。

私の高校の先生がよく「英和辞典ではなく英英辞典を使え」と言っていましたね。英英辞典を使うメリットは単語の微妙な使い分け、ニュアンスを知れるということでしょう。

例えば「思う」とい意味の単語に「think」「guess」「suppose」「assume」「infer」「expect」など多くの英単語があります。それぞれ使い方が異なりますが日本語に訳すと「思う」で終わってしまいます。

それで何か問題は生じるでしょうか?

生じるような人、例えば言語学者になるような人は英英辞典を使えばいいと思います。それ以外の人、特にTOEIC学習者に英英辞典は全く必要ありません

英英辞典はもちろん全部英語で書かれているので1つの単語を調べるのに時間ばかりかかり効率が悪いです。

はっきり言って英英辞典だけでなくTOEICの勉強には英和辞典も必要ありません。

単語は「金のフレーズ」で十分ですし、PART7などで金のフレーズに載っていないものに出会ったら、テキストの日本語訳を見て「こういう意味なのか」と知るだけで十分です。

そんな難しい単語は自分で話したり書いたりする場面で使うわけがないので、使い方まで覚える必要もないのです。1つの日本語訳だけ覚えればそれで十分です。

⑦9割の単語を知っていれば推測できる

大学受験の参考書などでよく見る言葉です。これも間違いです。

知らない単語を推測して当たる確率は30%ぐらいでしょうか?そんな確率のものを推測しても意味がないです。半分以上間違えるのですから。

単語は知っていればいるほどいいので、わからない単語は推測しようなどと思わずに1つでも多くの単語を覚えること、また、本番で知らない単語に出くわしたら推測にムダな時間を使わずにキッパリ諦めて次の問題に進みましょう。

 

⑧同義語を一緒に覚えろ

これもやりがちですがやめた方がいいです。

単語を覚えるのには大きなパワーが必要です。「この意味の単語はこれ」と覚えることでようやく記憶できます。「この意味の単語はあれとこれとそれと・・・」なんて一気に覚えられるわけがありません。徳川15代将軍を覚えようとするようなものです。

そういう点から、多義語の勉強、つまり1つの単語にある複数の意味を一気に覚えようとするのも反対です。

 

⑨3000語も知ってれば8割カバーできるから十分

3000語ってどのレベルなのか正確にはわかりませんが、TOEICで言えば私は正しいと思います。

TOEICならば「金のフレーズ」と「銀のフレーズ」で合わせて約1500語で問題ありません。

スピーキングやライティングではこれよりも簡単な単語を使えば事足りるので3000語もあれば単語力としては十分ではないでしょうか?

もちろん単語を覚えるだけで英語ができるようになるというわけではなく、別途リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの勉強が必要になりますが。

 

⑩子供と同じやり方で学べ

これは△ですね。ほぼ間違いだと思っていますが。

そもそも赤ちゃんのころどうやって日本語が話せるようになったか覚えていますか?諸説はありますが、我々がどうやって言語の獲得をするのかはまだ解明されていません。

子供と同じやり方って何でしょうね?

大人が参考にするなら、相撲部屋に入った外国人力士がどうやって日本語を覚えたか、でしょうね。言語を学ぶためではなく、何か別のことを学ぶために言語が必要という状況なら言語習得も早いと思っています。

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⑪非ネイティブとは話すな

これも間違いです。

非ネイティブの間違った単語・使い方、発音などが自分にうつるのを心配しているのでしょう。

私は仕事で非ネイティブと話す機会が多いですが、確かに間違った英語がうつりますね

でもそれ以上に、実際に英語を使うという機会が自分の英語力向上に役立っています。どう伝えればいいか表現が分からない時は調べてでも伝えようとするため、表現は豊かになりますし、頻繁に使う表現はスラスラ口から出てくるようになります。

上級者はどうかわかりませんが、普通の英語学習者ならば非ネイティブの間違った英語がうつることを気にするよりも、英語を使うという実践的な場数を重視するべきです。

 

⑫学習者用の教材を使うな、⑬ネイティブ用の素材を使え

これも間違いです。

私は必ず日本語訳のついたテキストが必要だと思っています。

もしネイティブ用の素材を自分で訳して使うとして、それが正しいかどうかどうやって確認するでしょうか?自分で辞書引いて調べて一生懸命勉強するのは身につきそうな勉強法ではありますが、実際には時間がかかりすぎて効率が悪いです。

「解説がない」というのはわからないことを放置してしまう可能性も高く、また、わからないことが増えてくると勉強が嫌になる=挫折する危険も高くなります。

素直に学習者用の教材を使いましょう。

 

⑭音読で話せるようになる、⑮シャドーイングで話せるようになる

はい、きました。

私のブログでは音読、シャドーイングを重要な勉強法として紹介しています。事実として、音読・シャドーイング中心の勉強法で私のTOEICスコアは500点上がりました。

しかし、「音読で話せるようになる」「シャドーイングで話せるようになる」は私も間違いだと思います。

文章が理解できていないと音読はスラスラできません。知らない単語があっても音読はできません。つまり、音読はリーディング=文章読解に効果があります。

音読で原稿はスラスラ読めるようになるかもしれませんが、スピーキングはできませんしライティングも無理でしょう。それらには別途、文章を自分で組み立てるという訓練が必要になるからです。

同様に、シャドーイングも目的は読み上げられる文章を繰り返せるように音声に集中することです。

音読もシャドーイングも「話している」ため、スピーキングに効果があると勘違いするかもしれませんが目的が違うのです。

したがって、「音読で話せるようになる」「シャドーイングで話せるようになる」は間違いですが、私はTOEICの勉強法で音読・シャドーイングは推奨し続けます。

⑯単語は書いて覚えろ

これは間違いです。

書くのは非常に時間がかかります

ある単語を10回書くのに30秒かかったとしても、10回読むのには10秒しかかかりません。書いて覚えたほうが手の感覚は残るかもしれませんが、せいぜいスペルを思い出しやすいぐらいの効果しかありません。

読めば3倍のスピードで単語が覚えられます。単語は書かずに読んで覚えましょう

 

⑰多読多聴だけで文法も身につく

「だけで」という言葉がひっかかりますが、私はある程度正しいと思います。

TOEICのパート5の文法問題で、どの選択肢を入れればいいかわからない時、とりあえず1個1個選択肢を入れて読んでみると「語感」がいい選択肢があり、実際にそれが正答だったりします。

「勘」に感じるかもしれませんが、これは多読多聴に基づく経験的な知識の一種だと思っています。

多読多聴でも文法問題には効果があります。

 

⑱多読よりも精読の方が効果的

これも私は正しいと思います。

よく理解していない文章をいくら音読しても、ただ英語を音として発しているのと一緒です。それを多くの文章で行っても(=多読)、決して文章を理解できるようにはならないでしょう。

精読があっての多読だと思います。

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⑲10日間繰り返せば忘れない

うーん、これは△ですね。

10日繰り返せば忘れない可能性は高いと思っていますが、忘れるものは忘れます。

例えば、私はドラゴンボールのストーリーを子供のころは完璧に記憶していましたが、もう10年以上見ていないのでうろ覚えです。記憶とはそういうものです。定期的に繰り返さなければいつか忘れてしまいます

また、繰り返し方にもよります。例えば単語の英語を見て日本語を思い出すのと、日本語を見て英語を思い出すのでは覚えやすさが全く変わります。後者の方が難しいですが、そのぶん記憶としては定着しやすいです。

したがって、一概に10日繰り返せば忘れないとは言い切れませんね。

 

⑳母語を介在させるな

これは間違いです。

「⑫学習者用の教材を使うな」「⑬ネイティブ用の素材を使え」でも言いましたが、日本語を介在させた方が正確な知識が身につきますし、時間もかかりません。

 

㉑心の中で声に出して読むと速読できない

これはよくわかりません。△ですw

少なくとも声に出して読むよりは心の中で声に出して読むほうが速く読めますね。

 

まとめ

ということで21の勉強法のうち、多くの勉強法は私も間違いだと感じました。

ただ、下記3つは正しいと思っています。

⑨3000語も知ってれば8割カバーできるから十分

⑰多読多聴だけで文法も身につく

⑱多読よりも精読の方が効果的

ちなみに「たごさくブログ」さんでは個人の経験に沿った学習法は意味がないと否定的ですが、私のブログは100%私個人の経験に基づいたものですw

今回の記事も私の勝手な推察ですので皆さん参考程度にどうぞ。

 

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