環境が変われば新しい出会いがあるものですが、フィリピン留学にも多くの出会いがあります。
私はフィリピンに約3か月滞在していましたが、その短期間にも5組のカップルが誕生していました。
その中には生徒同士の恋愛だけでなく生徒と先生の禁断の愛(?)や、学校外の意外なところでの出会いもありました。
今回は私がフィリピン留学中に誕生した5組のカップルについて紹介します。
ケース1 日本人男性生徒と日本人女性生徒
1組目はアラサー男性と20代前半の女性カップルです。
一緒に留学している生徒同士が仲良くなるというのは、一番イメージわきやすいかもしれませんが、実はフィリピン留学ではあまり一般的でないと思われます。
フィリピン留学はマンツーマン授業がメインであり、午前も午後もみっちりとマンツーマン授業が組まれているため生徒同士の交流は少なくなります。また、1週間から1か月の短期留学の場合が多いので、単純に深い仲になるまでに時間が足りません。入学時期もバラバラであるので最後の卒業式の時に「あれ?こんな生徒いたんだ・・・」と気づくことも多いです。
逆に言えば、入学時期が一緒だと仲良くなりやすいです。入学日が同じ生徒を「バッチメイト」と呼びますが、留学後にも交流が続く場合が多いですので、バッチメイトは大事にしましょう。
さて、冒頭のカップルですが、授業間の10分休憩の時や授業後の夕食を一緒に食べに行くなどして仲が良くなっていったようです。私の学校はホテル滞在型で1人1部屋だったのですが、そのカップルは夜な夜な部屋に通っていたことがわかりました。夜の声が思いっきり廊下に漏れていましたwフィリピンのホテルは隣の部屋の物音は全く聞こえませんが、廊下から部屋の音はかなり聞こえます。変な声が漏れないように注意しましょうw
ケース2 フィリピン人男性教師と日本人女性生徒
フィリピン人男性教師は20代半ば、女性生徒は30代です。
先ほど述べたようにマンツーマン授業がメインのフィリピン留学では、教師と生徒が仲良くなりやすいです。と言っても、男性教師と女性生徒のカップルは少ないと思われます。
フィリピンでは男性は職にもつかずに遊びほうける一方、女性は真面目に働いて一家の生計を立てるのが一般的のようです。そのため学校には男性の教師が少ないです。私が通った学校には20~30人の先生がいましたが、そのうち男性は3人だけでした。
生徒、先生の禁断の愛はフィリピンでもオープンにできない関係らしく、学校側にはバレないように付き合っていたみたいです。じゃあ、何で知ってるかというと、その男性教師が授業の時に嬉しそうに話してきたからです。「内緒の話だけど」と言っていましたが、放課後に学校の前で普通に手をつないでイチャイチャしてるのをみんな見てましたけどねw
フィリピンでは色白の女性が魅力的とされますがフィリピン人の大半は色黒であるため、日本人女性はとてもモテます。この日本人女性生徒は日本人の目から見ると全然キレイな人ではなかったんですけどね・・・
ケース3 日本人男性生徒とフィリピン人女性教師(2組)
このケースは2組ありました。生徒はアラサー、先生は20代半ばとアラサーです。この2組は結局結婚までいってるのでビックリです。
この日本人男性生徒とフィリピン人女性教師というカップルが最も一般的な形だと思います。
これまで述べてきた通りマンツーマン及び女性教師が多い環境が要因ですが、加えてその授業内容も恋愛に落ちやすい要素と言えます。
スピーキングの授業では、テキストの題材に沿って話が進みますが、なぜか恋愛系の話に脱線しがちですw
20代の独身の先生が多いのでみんな恋愛の話題が大好きなんですよね。特にフィリピン人男性は遊びほうけている人が多いので、真面目な日本人的な考えはウケがいいようです。
先ほどの男性教師とは違って、こちらの2ケースでは付き合っているということをかなり秘密にしていましたね。仲がいい先生のみが知っている関係でした。フィリピン人はフェイスブックが大好きで、特にラブラブな写真をアップロードすることに生きがいを感じているようにすら感じますが、この先生たちは生徒が卒業するまで一切そういった写真を上げていませんでした。
卒業後は毎日複数回ツーショット写真がアップロードされていましたがw
ケース4 日本人男性生徒とフィリピン人女性店員
出会いは学校の外にもあります。
このケースでは日本人レストランのフィリピン人女性と生徒が付き合っていますが、学校は無関係ではありません。
先生とこのフィリピン人女性が知り合いだったこともあって話が進んだようです。
私の学校は日本人経営者の学校でしたし、先生も親日的でその友達も親日的な人が多かったです。先生と仲良くなることで先生のフィリピン人コミュニティに巻き込まれやすくなり、出会いが広がっていきます。
ただ、この場合注意したいことが一点あります。言葉の問題です。
もちろん先生は英語ペラペラです。しかし、フィリピンの公用語が英語と言ってもセブではセブワノという言語を話すため、一般のフィリピン人はあまり英語が得意でない人も多いようです。
結局、その生徒はセブワノも話せるようになっていましたが、、愛の力はすごいですねw
フィリピン留学で恋愛する生徒の共通点
ここまで5組のケースを見てきました。私の学校は生徒数が10~20人ぐらいと少人数であったため、3か月で5組ものカップルが誕生したというのはかなり多いですよね。
私の学校はフィリピン留学としては学費が高い学校であったため、社会人の生徒が主体でした。そのためカップルとなった生徒はアラサーが多かったです。
それ以外の共通点は滞在期間が長いということです。
1週間~1か月の滞在が主流のフィリピン留学にあって上記のケースでは全て2~4か月の滞在でした。
やっぱり短期間で恋愛はできませんよね。フィリピン人は恋に落ちると一途で、日本人からすると「重い」と感じる場合もありますが、そんな恋愛をするには1か月、2か月かけて徐々に距離を縮めていかなければいけないようです。
コメント
私の彼は1ヶ月フィリピンに留学していました。後から来た韓国人女性を好きになってしまったらしいのですが
たった数週間で好きという気持ちは帰国してからも続くのでしょうか
不安を取り除いてあげる回答がベストかと思いましたが、私は意地悪なので本当のことを書きます。すみません。
この記事の例で言えば、ケース3の日本人男性生徒とフィリピン人教師の恋愛(2組)では、生徒側は2人とも4か月の滞在でした。フィリピン留学では比較的長い滞在とはいえ、たかだか4か月です。それでもこの2人は両方とも帰国後1年以内に結婚までいきました。
ケース4の日本人男性生徒とフィリピン人女性店員の場合は3か月の滞在でカップルとなりましたが、帰国後1,2か月で破局しています。
結婚までいった2組と帰国後すぐに破局した1組の違いは2点ありました。
1点目は一度帰国した後でもフィリピンに会いに行けたかどうかです。結婚した2組は経営者だったり資産家だったりで時間は作りやすかったようです。留学から帰国した後も頻繁にフィリピンに行き愛をはぐくんでいました。一方で破局した方は、再就職してサラリーマンとなったため、気軽にフィリピンに行けるはずがなく愛が冷めていったようです。
2点目の違いは言葉の問題です。結婚までいった2人は決して英語レベルは高くありませんでしたが、先生は日本人の下手な英語に慣れているためコミュニケーションに全く問題はありませんでした。一方、破局した方は、一般のフィリピン人はそこまで英語が得意ではないために、メッセージのやりとりは上手くできても実際に会うと意思の疎通が難しく、会話が全然続かなかったようです。
さて、ご質問の彼は1か月の滞在ということで恋愛をするには正直短いです。留学は非日常の環境であるため恋愛は燃えやすいですが、この感情は一時的なものであるように感じます。しかし、帰国後も頻繁に会う関係になると本物に変わる可能性があります。そのような機会は積極的に邪魔した方がいいかもしれませんね。
と、偉そうに言いましたが、私なんかよりも友人に相談したほうがいいですよ!笑
ぜひ悔いが残らないようにしてくださいね。