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就職、転職に必要なTOEICスコアの目安は600点と800点

転職 就職・転職
のびた

5ヶ月でTOEICのスコアを480→895→980点と伸ばしました。この経験に基づいたTOEIC勉強法を紹介します。

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TOEICのスコアは就職、転職活動の資格欄の定番となっていますが、企業側は何点以上を高評価としているのでしょうか?

TOEICのスコア別の評価について、就職、転職の両方の経験がある私が体験談も含めながら紹介していきます。

TOEICは何点からすごいのか?

人事担当者も何となくでスコアを評価するわけではありません。

実はTOEIC運営側のほうで、「スコアが何点なら英語でどんなコミュニケーションを取れるか」という基準を公表しています。

人事担当者もこの基準を目安にして、求職者のTOEICスコアを評価します。

 

TOEICにはPROFICIENCY SCALEというスコアの目安がある

その基準が「PROFICIENCY SCALE」です。

以下、TOEIC公式サイトより引用します。

レベルA 860点以上

Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる

自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。

レベルB 730点以上

どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている

通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。
正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。

レベルC 470点以上

日常生活のニーズを充足し、限られた範囲内では業務上のコミュニケーションができる

通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。
基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、とにかく自己の意思を伝える語彙を備えている。

レベルD 220点以上

通常会話で最低限のコミュニケーションができる

ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。
語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手がNon-Nativeに特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通をはかることができる。

レベルE 220点未満

コミュニケーションができるまでに至っていない

単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。
断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。

業務上のコミュニケーションという意味では、「レベルC 470点以上」が及第点となります。

履歴書に書くべきTOEICスコアの点数は600点以上

しかし、470点で履歴書にTOEICスコアを書くことはおすすめしません。

TOEICの平均スコアは約580点です。

平均スコアより低い点数を書くと、他の求職者よりも優れていることのアピールになりませんし、平均よりも低すぎる点数を書くと逆に評価を下げるリスクがあります。

私は人事部ではありませんが、新卒採用のサポートに借りだされたことがありました。

かなりの枚数のエントリーシート(履歴書)に目を通しましたが、実際、600点未満のスコアを記載している人は少ないです。

そんな中、東北大の文系学生で400点台で記入してきた学生がいましたが、良くない意味で目に止まってしまいました。

TOEICのスコアを履歴書に書いてアピールするならば、600点以上を取れるようにしましょう。

国際部門を目指す人のTOEICスコアの目安は800点

履歴書に書くスコアの目安が600点というのは、あくまでも一般的な求職者の話です。

国際部門を目指す人は、600点ではスコアが不足しています。

以前、TOEICの公式サイトには「企業が期待するスコア」が掲載されていました。

  • 新入社員 450~650
  • 中途社員 585~795
  • 海外赴任 555~765
  • 技術部門 480~720
  • 営業部門 525~775
  • 国際部門 655~865

英語人材として入社したいなら、他の部門と差別化される800点がアピールの目安になります。

ちなみに、ソフトバンクが以前、TOEIC800点を取得した社員に30万円のボーナスを与えていました。

大企業でも高く評価されるスコアがTOEIC800点となります。

私の転職活動時(TOEIC895点)の企業の評価

会社

TOEIC800点以上はネイティブ並みの評価をされる

私が転職活動をしていたときのTOEICのスコアは895点で、海外赴任前提のポジションを目指して転職活動をしていました。

どこの面接に行っても、TOEICのスコアで英語力はネイティブ並みと評価してもらいました。

しかし、実際に英語を話したわけではありません。

正直に言うと、TOEIC895点では英語を全然流暢には話せませんし、洋画を字幕なしで見ても内容は半分も理解できません。

それなのに面接官は、履歴書のスコアを見ながら「英語ペラペラだね」などと話していました。

TOEIC800点以上なら、海外駐在を目指すポジションでも高く評価されます。

みなさん是非800点を目指しましょう。

100日でTOEIC800点を取るための勉強スケジュール

 

グローバルに活躍したい人におすすめの転職エージェント

海外駐在前提のポジションを探していたと言いましたが、私はいわゆる第二新卒でした。

ほぼ未経験みたいなものなので、転職市場では全く価値のない人材です。

海外駐在したいと言うと、転職エージェントにすら門前払いされ、求人を紹介してもらえませんでした。(リクナビエージェントさん…)

そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、JACリクルートメントでした。

JACリクルートメントは外資系求人に強いエージェントで、こんな私にも多くの駐在案件を紹介してくれました。

他のエージェントは最初に5件ぐらい紹介して終わり、ということがありますが、JACは毎週のように新しい求人を紹介してくれました。

しかも未経験職にもかかわらず、書類がどんどん通過しました。

企業側と太いパイプがあるのでしょう。

結局、私はJACで紹介されたところとは違う会社に転職したのですが、最後まで真摯に対応してくれました。

転職活動が終了したことを連絡すると、普通のエージェントは「ご健勝をお祈りします」というようなテンプレ返信をくれます。

しかし、JACだけは私との思い出をあれこれ綴った後に、「今度は3年は頑張りましょう」という励ましのメッセージをくれました。

本当に感謝しています。

外資系企業や海外駐在など、英語を活かした転職活動をしたい人にはJACリクルートメントがおすすめです。

 

>>JACリクルートメント公式サイト

 

コメント

  1. 山田 より:

    はじめまして。
    今年の7月か9月に初めて新形式のtoeicを受験しようと思ってるんですが、のびたさんが使ってた教材を全て教えてもらえませんか?
    参考にしたいのでぜひともよろしくお願いします。

  2. のびた より:

    山田さん

    コメントありがとうございます。

    このブログをこれほど早く見て頂けるとは思っていませんでした。まだいろいろと整理がされていなくてご迷惑をおかけしています。参考書に限らず、勉強スケジュール等も紹介したいとは思っているのですが、作成までに時間がかかりそうです。

    さて、私が使用した教材を全てということですが、使用したものが全て役に立ったとは思っていません。よくなかったものも今後のブログで取り上げる予定ですが、ここではおすすめする参考書だけを紹介させていただきます。(全て今までの記事で取り上げたものになります)

    ・金のフレーズ

    ・文法特急1&2

    ・TOEIC公式プラクティス リスニング編&リーディング編

    ・TOEIC公式問題集新形式のもの2冊(私は旧形式の受験だったのでVol.4~6を使用しましたが)

    多くの参考書に取り組むよりも、同じ参考書を何度か繰り返すことをおすすめします。

    約半年後の受験ということでまだ時間がありますが、TOEIC攻略のカギは「勉強を継続できるか」です。勉強を開始した頃は、わからないことが多くて苦痛だと思いますが、続ければ必ずスコアが上がります。がんばってください。

  3. 山田 より:

    丁寧なお返事ありがとうございます。
    僕自身、去年の3月に受けたTOEICが865点(L420R445)だったので新形式は思い切って950点以上狙ってみようと思い、
    特に弱いリスニングの勉強法について色々調べていたところ、たまたまこのブログに流れ着きました。
    やっぱり音読は大事ですね。
    いままで音読を軽視してたので、非常に反省しています。
    受験はまだ先ですけど、公式問題集を使って毎日しっかりと記事の通りに音読やシャドーイングに取り組みたいと思います!

  4. のびた より:

    山田さん

    大変失礼しました。勝手に初受験なのかと勘違いしていました。既に865点という高スコアを取得しているのですね。正直言ってそこから上を目指す人用の勉強法を紹介する予定はありませんでした。。800点から先は万人に共通する勉強法ではなく、個々に合った勉強をしないといけないと思います。

    山田さんの場合、やはりリスニングが低いです。950点以上を目指すならリスニングは満点近くが欲しいです。私が895点だったときがL455、R440だったので状況は似ていると思いますので私がやった内容を紹介します。ただ、あくまでも参考程度にしてください。山田さんのレベルなら本当に自分に必要な勉強なのかわかると思います。

    ・リスニング
    リスニングを伸ばせたのは速聴を始めたおかげだと思います。「鬼の変速リスニング」で勉強しましたが、問題の質はそれほどよくありません。その後は、ひたすら公式問題集の1.5倍速でシャドーイングの練習をしました。どうしても難しい文章は1.2~1.4倍速に落としましたがw(オーストラリア人が苦手なため・・・)

    ・リーディング
    文法が苦手でしたが、何問か落とすことは覚悟していかに早く解くかを練習しました。文法特急を早く解くことだけを目的に何回も繰り返しました。問題を見た瞬間に答えが分かってしまい練習にならなくなるまで繰り返しました。その後は「千本ノック」という参考書を使いました。当時最新版だったvol.7を使いました。
    あとは最初はやっていなかったPART5の音読も始めました。これは語彙対策です。PART5は難しい単語が使われているので、この文章をスラスラ音読できればPART6&7は楽に行けるだろうと考えていました。

    ・試験慣れ
    これが一番大事だったかもしれません。本番1か月前から毎週末に公式問題集(Vol.4~6)を本番形式で解きました(既に繰り返し勉強した内容ですが、意外と答えを忘れていますw)。マークシートを使い、リスニングはパソコンのスピーカーから聞きました(本番の音質の悪さを再現するため)。リーディングはどのPARTを何時何分までに解くというのを意識し、そのスピード感(時間配分)を体に覚えさせました。

    すいません、長くなってしまいました。最後に、950点というのは中々ハードルが高いことは認識して下さい。満点を何度もたたき出している人なら大丈夫でしょうが、980点を1回取った程度の私がアドバイスしていいのかわかりません。私も次に受ければ900は絶対取れても950となると怪しいですw本番が自分に合う問題かどうかというのもある気がしますし。

    でも865点で満足していない山田さんなら必ず達成できると思います。がんばってください。(達成出来たら報告いただけると私もうれしいですw)

  5. 山田 より:

    おおこんなに詳しく!ありがとうございます!
    この情報を元に、最終的には自分なりのベストな勉強法を見つけたいと思います。
    あと結果が出たら必ず報告します!w

  6. のびた より:

    書いているうちにあれも書きたい、これも書きたいとなってしまいます。本当は一言でまとめられたら一番いいんですが。

    また何かありましたらお気軽にコメントお願いします。

  7. 山田 より:

    お久しぶりです、山田です。
    報告が遅れましたが、9月に受験した結果980点(L485R495)で無事目標達成できました!本番ではパート2がちんぷんかんぷんでしたが、記事内やコメントで教えていただいたリスニングの勉強法は凄く役に立ちました!ありがとうございました!

    • のびた のびた より:

      山田さん

      おめでとうございます!
      980点、しかもリーディング満点はすごいです。お前も980点だろと言われそうですが、私の場合は問題に恵まれただけなので、もう1回取れと言われても無理ですw

      正直山田さんは元々が高スコアだったので、このブログの勉強法が参考になるのか私自身疑問でしたが、「役に立った」と言ってくださりとてもうれしいです。

      このブログでは「私はこう勉強した」と書いているだけで、予備校のように実際に英語を教えるわけではありません。今回のスコアは、山田さんが具体的にスコアと達成時期の目標を立て、計画的に学習した結果です。私の貢献度なんて1%ぐらいでしょうか?モチベーションの向上には貢献できたのではないかとw

      何よりこのブログにちゃんと報告していただいたことが一番うれしいですw

      本当におめでとうございました!

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