新型コロナの影響で2020年3月~6月のTOEIC公開テストが中止となりました。
今後行われる2020年、2021年のTOEICは、午前、午後の変則的な試験日程となっています。
しかし、これも新型コロナの状況次第では中止もありえますし、TOEIC公開テストの試験会場は密閉・密集空間で行われ、感染リスクが高いため、中止にならなくとも受験に行くのを躊躇してしまいます。
せっかく勉強したのにTOEICが受験できない…。
そんな方におすすめの英語の試験がCASEC(キャセック)です。
TOEICの代替としてCASECをオススメする理由
CASECは知名度が全くありませんが、三菱商事や楽天、鹿島建設など多くの有名企業で採用されている信頼できる試験です。
CASECをおすすめする理由は、自宅で手軽に受験でき、特別な対策が必要なく、TOEICとの相関性も高いからです。
CASECは自宅で受験でき、結果もすぐわかる
CASECはオンライン試験です。
パソコンさえあれば自宅で今すぐに受験できます。
試験時間は40分程度で、試験終了後すぐに結果がわかります。
そして結果に満足できなければ、すぐに何回でも受験可能です。
TOEICの受験から結果が出るまでの面倒さに比べると、非常に手軽です。
TOEICの対策ができていればCASECは解ける
CASECの問題は下表のような構成になっています。
問題数 | 解答時間(1問) | 特徴 | |
セクション1 | 16問 | 60秒 |
TOEICのPART5風
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セクション2 | 16問 | 90秒 |
TOEICのPART2風のリーディング版
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セクション3 | 17問 | 60秒 |
TOEICのPART3風
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セクション4 | 11問 | 120秒 |
ディクテーション
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全体 | 60問 | 40~50分 | – |
TOEICとは問題形式は違いますが、何となくTOEIC風の問題もあり、さらに解答時間はTOEICよりもずっと余裕があります。
TOEICの勉強をしてきたならば、わざわざCASECの対策をする必要ないので、気軽に受験できます。
ちなみに、問題の難易度は正解数に応じて順次変化していくので、難しいか簡単かは判別できません。
CASECからTOEICのスコアを予測でき、精度も高い
CASECのスコアとTOEICの目安スコアの対応表が用意されています。
この目安スコアと実際のTOEICのスコアが100点以内となる人が72%とのことなので、CASECから予測できるTOEICのスコアの精度は非常に高いです。
ちなみに、私のCASECのスコアは812点でTOEICのスコアの目安は895点でしたが、その頃に受験したTOEICのスコアがちょうど895点でした。
予測スコアの精度が高すぎる。。
就活、転職にも役立つCASEC、TOEICの代わりに受験するべき
私自身は転職活動中に、TOEICの結果がわかるまでの「つなぎ」として、CASECのスコアを利用していました。
前述のとおり、知名度のない試験のため面接官も知らない場合が多いのですが、資格欄に「CASEC」と記載しておくと、逆に面接官が「これは何の資格ですか?」と食いついてきます。
英語力アピールの絶好の機会となるので、就職活動・転職活動を行っている人にはCASECをおすすめしたいです。
TOEICの結果がすぐに出ない状況で、TOEICへの力試しや就活・転職活動のためにCASECを受験してみてはいかがでしょうか。
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