あまりにも低すぎる英語教師のTOEICの点数が明るみになりました。
記事全文は引用元をご覧ください。
英語教員、TOEIC”合格”2割 京都府中学「資質」はOK?
(引用元:京都新聞)
記事の要点
- 国は英語教員の英検準1級以上の取得率50%を目標にしている
- 英検準1級に相当するTOEICの点数は730点
- 京都府の英語教師74人がTOEICを受験し、730点以上を獲得したのは16人(2割)
- TOEIC試験は2回行われ、1回目と2回目の試験の間に2度集中セミナーを実施
- 1回目の平均点が578点、2回目の平均点が588点
- 最低点は280点で、500点未満が14人(全74人)
英語教員なのにTOEICの平均点が580点
記事によれば、京都府の英語教員の平均点は1回目も2回目も約580点でした。
みなさんはTOEIC受験者全体の平均点を知っていますか?
なんと580点です。
英語教師の平均点が、受験者全体の平均点と同じとは情けないです。
点数が低すぎる英語教師が14人(2割)
点数が500点未満の教師が14人もいました。
全体の2割もいることになります。
そして最低点は280点でした。
もはや英語を教わるレベルです。
英語教師なのに英語力が足りていない
百歩ゆずって、TOEIC初受験なら点数が低くても許します。
私のスコアは980点ですが、実は初受験のときは480点でした。
TOEICは独特の試験なので、対策しないと痛い目にあいます。
しかし、1回目も2回目も英語教師の平均点が580点のままなのはひどすぎます。
1回目で難しいことがわかっていて、しかもその間に2回もセミナーをやって対策したのに、2回目も1回目と点数が変わらないとは、つまり純粋に英語力不足ということになります。
英語教員はもっとやる気をもってほしい
一番問題だと思うのは、受験する英語教員にやる気が感じられないことです。
英語教師なので腐っても一定レベルの英語力を持っているはずなのに、2回目の受験でも点数が変わらない、これは明らかに受験する側がTOEICへの優先度を下げています。
ちなみに京都府は受験料を負担する事業を750万円かけて行っています。
目標を達成出来なかった教員は、来年度も再受験させるようです。
金額自体は多くないのかもしれませんが、こんな無駄なお金はかけないでほしいです。
来年度も目標を達成できない教員には依頼退職してもらいましょう。
と、散々なことを言われないように、英語教師の皆さんは奮起してください。
関連記事です。英語教師と違って、就活や転職では580点では厳しいという話は「就職、転職に必要なTOEICスコアの目安は600点と800点」をご覧ください。
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