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カタカナ英語はアメリカ人には通じない【トランプvs日本人記者】

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のびた

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トランプ大統領の記者会見で、日本人記者が英語で質問しました。

しかし、日本人記者の英語はトランプ大統領に全く理解されませんでした。

このことが海外メディアも含めてちょっとした話題になりました。

実際のやり取りはこちら。

駐在18年の日本人記者のカタカナ英語はトランプに通じない

トランプと日本人記者のやり取りのまとめです。

  • 記者が質問を開始
  • 記者が名乗らなかったためトランプが質問をさえぎり、どこのメディアか聞く
  • 記者はメディア名ではなく、「日本の阿部です」と答える
  • 「アベ」という名前からトランプが「安倍首相によろしく」とジョークを飛ばす
  • その後、記者は本題の質問に入るが、トランプに「何を言っているかわからない」と言われてしまう

質問した記者は日テレの阿部記者です。

ホワイトハウスでの取材歴が18年になるベテランです。

しかし、発音はカタカナ英語でした。

日本人からするとこの発音はむしろ聞き取りやすいのですが、ネイティブのトランプには聞き取れないようです。

ネイティブは下手な英語に優しくない

しかし、このレベルの英語ならアジア圏では通用します。

私は仕事でアジアの非ネイティブ、アメリカのネイティブの両方と英語で会話する機会があります。

非ネイティブは、彼ら自身の英語も上手ではないため、発音がおかしかろうと文法がおかしかろうと、一生懸命理解しようとしてくれます。

一方ネイティブは、まるで全員が英語を話せるものと信じているようで、下手な英語には全く耳を貸しません。

今回のトランプ大統領の対応は、特別に意地悪をしているわけではありません。

普段からネイティブは下手な英語を聞こうとしないのです。

TOEIC980点の私でも、アメリカで何を話しても現地のアメリカ人から全く相手にされなかった経験があります。

レストランでのオーダーすら難しく、軽くトラウマです。

英語圏に住んでいても良い発音の英語を話せるようにならない

質問した記者はホワイトハウス取材歴18年のベテランでした。

よく、海外で生活していれば自然と現地の言葉が話せるようになると考えている人がいますが、それは間違いです。

現地で生活しているだけで話せるようになるのは子供だけです。

今回の阿部記者も英語が話せないわけではありませんが、結果的には18年も駐在しているのに、ネイティブから「何を話しているかわからない」と言われてしまいました。

阿部記者を反面教師にして、出張や海外赴任がある人は、発音も含めて英会話の勉強をしておくべきでしょう。

 

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