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一億人の英文法は評判いいけどTOEICでは使ってはいけない

一億人の英文法 参考書
のびた

5ヶ月でTOEICのスコアを480→895→980点と伸ばしました。この経験に基づいたTOEIC勉強法を紹介します。

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「一億人の英文法」は評判の高い参考書です。

Amazonのランキングでは英文法部門で長らく上位に位置し、レビューは星4.3です。(2020年9月現在)

そんな評判の高い「一億人の英文法」ですが、TOEICの参考書としては向いていません。

一億人の英文法は文法書なので量が多すぎて挫折する

文法は覚えることが多いため、文法書は分厚い

「英語初心者だから、まず文法を一通り勉強しよう」

こういう人が多いのですが、文法といっても、単純に品詞の種類だけでも名詞、形容詞、副詞、比較、否定、助動詞…とたくさんあります。

さらに、名詞の中にも可算名詞、不可算名詞、単数名詞、複数名詞、限定詞、代名詞…とたくさん種類があります。

さらにさらに、その中でも基本「例外」というものがあり…、そうです、文法は覚えることが非常に多いです。

それをまとめたのが文法書なので、必然的にページ数が多くなります。

その中でも、一億人の英文法は682ページの特大ボリュームの参考書になっています。

 

TOEIC980点の私も一億人の英文法で挫折

私はTOEICで980点を取ってから、英会話の勉強にシフトしました。

話すための英文法におすすめという評判だったので、「一億人の英文法」を購入しましたが、全く読み切れませんでした。

一応TOEIC980点なので、基本的な文法知識は身についています。

そんな私でも量が多すぎて挫折します

英語が苦手な人が読めるとは思えません。

 

一億人の英文法は索引がなくて使いにくい

一億人の英文法の「本書の使い方」に書いてありますが、この本は最初から順番に読むことを前提に書かれています。

したがって、普通の文法書についている索引がついていません。

辞書的に使われることを推奨していないので、索引を付けなかったのでしょう。

682ページもある文法書なのに索引すらないので、どこに何が書いてあるかわかりにくいです。

TOEIC用だろうと、その他の用途だろうと使いにくいと思います。

ちなみに、「本書の使い方」では、1週間で読み終わらせることが推奨されています。無理。小説じゃないんだから…。

TOEICの文法はTOEIC向け文法書でやるべき

TOEICはパート5を除けば難しい構文は出てきません。

単語を覚えて、単語をつなげていけば文章の内容を理解できます。

また、文法問題のパート5も出題パターンに偏りがあります。

やたらと品詞問題や時制問題が出てきます。

出題される文法項目が決まっているので、一億人の英文法のような文法書で、文法事項を一から全部覚える必要はありません。

TOEICのパート5の文法問題はテクニックで解くほうが、解きやすいです。

テクニックについては「文法特急」の第0章にのっているので、一億人の英文法ではなく、文法特急で勉強した方がスコアアップにつながります。

一億人の英文法のメリット

そんな一億人の英文法にもメリットはあります。

たしかに私は途中で挫折しましたが、一億人の英文法は、他の文法書よりは圧倒的に読みやすいです。

特にイラストに力を入れているように感じました。

単純にイラストの量が多いだけでなく、イメージで文法事項が理解できるようになっています。

難しいことを勉強する時は文字だけではわかりにくいので、イメージで覚えることで知識としても定着しやすいです。

一億人の英文法はTOEICの勉強には向いていませんが、文法書としては読みやすく、評判が高いのも納得できます。

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