解き方

TOEICパート7の解き方を解説する【公式サンプル問題を使用】

投稿日:2018年1月4日 更新日:

PART7 解き方

シリーズでお伝えしている、TOEIC980点を獲得した私によるTOEIC各パートの解き方。

今回はPART7の解き方を解説しますが、使用する問題はTOEICの公式サイトにあるサンプル問題です。→サンプル問題1サンプル問題4

PART7はサンプル問題数が多いので、上記リンクの問題のみの解説となります。(需要があれば他の問題も行います。)

解説に入る前に一度皆さんもサンプル問題を解いてみてください。

 

問題を先に読むか、本文を先に読むか

PART7は文章量が多いため、TOEIC900点レベルぐらいまでは全ての問題を解き終わるのは難しいです。

1秒でも早く、1問でも多く問題を解くことがスコアアップのカギとなりますが、そのための効率の良い解き方として「問題を先に読んでから本文を読む」方法を推奨する人が多いです。

文章量が多いので全部を真面目に読んでいては時間がかかりすぎます。先に問題に目を通し、本文で問題と関係なさそうなところは流し読みを行い、問題と関係がありそうなところはじっくり読んで解答することで、時間を効率的に使えるという方法です。

私も基本的にこの考え方に賛成しますが、問題もあります。

それは、先に目を通した問題を全て覚えきれないということです。バカみたいな話に聞こえるかもしれませんが、1つの長文に5問の問題があったりすると、本文を読んでいる間に4つ目5つ目の問題なんて忘れてしまいます。

それを克服する私のPART7の解答法は、以下のようなものです。

・問題数が2,3問、または、本文が短い場合

全ての問題文を先に読む → 本文を読む

・問題数が4,5問、または、本文が長い場合

本文を途中まで読む → 問題文を読み解けるところまで解く → 本文の続きを読む → 解けるところまで解く(以下繰り返し)

問題文の途中までというのは、段落の切れ目で合ったり、マルチパッセージの場合は文書の切れ目だったりします。

勝手にハイブリット法と名付けますが、まぁこれだけではよくわからないと思うので、どのような解答法になるか実際にサンプル問題を利用して解説します。

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サンプル問題の解説

No.147~148

問題数は2問、本文も短いので先に問題文を読んでから本文を読んで解きます

ちなみに問題文の先読みでは選択肢までは読みません。理由は選択肢まで読んでも覚えきれないからです。

No.147は「車について示唆されていること」、No.148は「Ghorbaniさんはなぜ車を売ったか」です。

No.147-2

No.148-2

ちなみに「Ghorbani」という単語は人名ですが、多くの人は初見ではスラスラ読めないと思います。私は人名や地名、会社名などの固有名詞は真面目に読もうとせずに、この場合なら「Gから始まる人名」として頭にインプットし、読み飛ばしてしまいます

では、本文を見ていきます。

No.147~148

頭から読んでいき、「Only one owner.」ぐらいまで読んだところで、「これは中古車の広告で、その中古車の情報が書かれていること」を理解します。そして、No.147の問題は車の情報が列挙される中で、選択肢を1個ずつ検討しなければならない面倒な問題であることを認識します。

この時点で、No.147は後回しにし、No.148の「車が売られた理由」に着目して本文を読むことに切り替えました。

したがって、ひたすら出てくる車の情報はいちいち訳さずに流し読みします。

そして、「Owner going overseas ・・・」という文章で足を止め、これが答えだろうとNo.148の選択肢を眺めます。選択肢(D)がそれでした。

No.148

続いてNo.147の選択肢を見ます。

No.147

車の情報は流し読みしたのでほとんど覚えていませんが、それでも選択肢(B)の「ワンオーナーではない」というのは除外できました。残りは(A)から順番に本文をもう1度読んで検討していきます。

ラッキーなことに「ブレーキとタイヤが交換されている」と本文中に記載がありましたので(A)を選択できました。何がラッキーかというと選択肢(C)、(D)を検討する必要がないことです。

公式問題集の解説ならば「(C)(D)は選択肢に記載がない」とか、あたかも検討した結果として除外したような記述になると思いますが、実際には全ての選択肢を検討している時間はありません。見直し、確かめなどしている暇があるならどんどん先の問題に進むべきなのです。

解答時間は1分10秒でした。

No.149~151

問題数は3問ですが、本文も長くないので全ての問題を先読みしてから本文を読みます

No.149

No.150

No.151

No.149は「Benavidezについて示唆すること」。繰り返しますが固有名詞なので「Bから始まる人名」と認識して読み飛ばしましょうね。

No.150は「Benavidezの出身」。普段は選択肢まで先に読みませんが、この問題は選択肢が1単語だけなのでチラ見してみます。馴染みのない地名が並んでいて若干気がなえますw

No.151は「パブロのレストランチェーンについて指示すること」。固有名詞ですが「Pablo」は私にとってすぐ読める単語でしたので、そのまま「パブロ」として読みます。

それでは本文を読みます。

No.149~151

①Salinasがパブロのレストランチェーンを買収すると発表した。

②パブロ Benavidezがチェーンのオーナーで、オーナー権をオークションにかけることを検討していた。

ここでNo.149の「Benavidez」が登場したのでNo.149の答えはこのあたりかなと思いながら読み進めます。

③パブロはSalinasに売ることを決めた。

④Salinasはレストランの名前を残すことに同意したようだ。

⑤Benavidezは40年前にビジネスを始めた。

⑥彼は故郷カンクンにフード店を出した。

はい、No.150の「Benavidezの出身地」が突然出てきたので、No.150は選択肢(A)を選びました。

No.150-2

本文に戻ります。

⑦続いて2地点で店を出し、今では50店舗になっている。

ざっとこんな感じに意味をとり、問題No.149の選択肢を見ます。

No.149-2

「(A)BenavidezがSalinasを雇った。」→違いますね。

「(B)BenavidezはSalinasにビジネスを売った」→はい、これです。

(B)が明らかに正解だとわかったので残りの選択肢(C)と(D)は読みません

続いて問題No.151の選択肢を見ます。

No.151-2

「(A)パブロレストランはオークションで売られた」→何かそんなこと言ってた気がするので保留とします。

「(B)パブロレストランは名前を変える」→名前は変えないはずなので除外します。

「(C)40年前に設立された」→何かそんなこと言ってた気がするので保留とします。

「(D)複数の国で展開されている」→複数の地域で出店していたようですが、複数の国なのかわからないのでとりあえず保留とします。

もう1度本文に戻り(A)(C)(D)を検討しますが、本文を読むのは2回目なのでどこに何が書いてあるかは大体検討がつきます。

(A)は「auction」という単語を手掛かりに②周辺を見渡し、オークションで売ったわけではないことが分かりました。

(C)は「40 years ago」という単語が目についたので⑤周辺を見て、これが正解だとわかりました。

したがって(D)は検討せずにこの問題は完了としました。

解答時間は1分30秒でした。

No.196~200

3つの文書からなるマルチパッセージです。

とりあえず1つ目の文書を読んで選択肢を見ていくこととします。

では1つ目の本文を見ます。

No.196~

①Sparkyペイントはあなたの家に適した色が簡単に選べる。

②Webサイトで多数の色をチェックしてほしい。

③色を選んだら無料サンプルをお届けします。

④サンプルは通常店の3倍以上で、壁につけて色合いを確認できるように粘着剤付き。

⑤ペイントの準備が出来たらオンラインで色を選択すれば3-5営業日で届く。

⑥速達便なら2営業日で届く

⑦※実際の色はパソコン上の色と異なって見える。似た色からいくつかサンプルを注文することをおすすめする。

よくある広告文で、内容的には難しくありません。

まだ設問を読む前ですが、TOEICマニアなら⑤、⑥の営業日の違いが選択肢にありそうな予感がするでしょう。また、マニアでなくとも⑦の「※(注記)」は必ず設問で問われますので意識するべきです。

設問を見ます。

No.196

No.196は本文中の単語の意味を答える問題です。大学入試でもこの手の問題が出ますが、その時は本文を無視して辞書の意味を答えるのが正解でした。しかし、TOEICでは全ての選択肢の単語が辞書に載っている場合も多く、さらには自分が辞書に載っていないと思っていた選択肢の意味も辞書に載っている場合があります。

このため、TOEICでのこのタイプの問題は、辞書に載っているかどうかは無視して、本文の内容と合う意味の選択肢を選ぶべきです。本文の内容を考えれば選択肢(B)を選ぶことができるでしょう。もしこの本文がなければ私も「top」に「favorite」の意味があるなんて自信を持っては言えないですが。

No.197

No.197「Sparkyペイントの客は何をするようアドバイスされているか?」。私は⑦の「※」を意識して読んでいたので、選択肢にこれがあるだろうなと予想しながら読みました。選択肢(D)がその内容と合っていたので選ぶことが出来ました。

No.198「オーダー#3397について正しいこと」ですが、「オーダー#3397」は1つ目の文章には出てきていないので、2つ目の文書を見ます。しかし、2つ目の文書はただの注文書なのでこれは3つ目の文書と合わせて判断するべきだと思い、2つ目の文書はほぼ読まずに3つ目の文書を読み始めます。

No.196~2

No.196~3

⑧オーダー#3397を送ってくれてありがとう。今朝届いた。

⑨1つが頼んだものと違っていた。

⑩頼んだSP944ではなくSP945が届いた。

⑪Web上で隣同士だったので店側で間違えたのだろう。

⑫正しいペイントを送ってくれ。一緒にSP722に近いサンプルも送って。

⑬SP722は我が家に合っていたけど他のカラーは緑が強すぎた。

No.198の選択肢を見ます。

No.198

「(A)2営業日以内に到着した」

この選択肢を見て、1つ目の文書の⑥を思い出せるかどうかでしょう。注記や追加料金などはTOEICでよく問われるパターンなので反応できるようにしましょう。ここで2つ目の注文書をよく見ると、「Expedited shipping」という文字がありましたので選択肢(A)が正解だとわかりました。

(ちなみに「expedite」は「早く処理しろ」という意味でビジネスではよく使われます。主にあおられる場面で。。)

No.199

No.199「Phanが好きな色」。⑬より選択肢(C)が選べます。即答です。

No.200

No.200「Phanがメール内で述べている問題」。「色が間違って届いたこと」か「いくつかの色で緑が強すぎた」ことだろうと予想しながら選択肢を見ます。選択肢(A)がまさに「間違った商品を受け取った」なので、これが正解です。

 

解答時間は4分50秒でした。マルチパッセージは全部で5セットの長文が出てきますが、TOEIC900点を目指すなら1セットを5分以内で解くべきです。

ただ、今回の問題は文章量が少ないので4分30秒以内には解きたかったです。言い訳ですが、パソコンで問題解こうとすると問題、設問を切り替えるために画面をいちいちスクロールする必要があるので手間がかかります。あと、サンプル問題の文字が小さすぎて読みにくかったですw

PART7の解き方で大事なこと

大事なところをまとめます。

  • 本文の文章が短い場合は、問題を読んでから本文を読む
  • 本文の文章が長い場合は、本文を読んでから問題を読む
  • 正解と思う選択肢を見つけたら他の選択肢は検討せずに次の問題に進む。不正解の選択肢を検討している時間などない。
  • 本文中の注記(Notes)は必ず設問で問われるので意識して読む

PART7の公式サイトのサンプル問題が予想以上に豊富でした。今回は記事が長くなってしまうのでいくつかピックアップしましたが、需要があれば他の問題も解いてみますのでコメントお願いします。

 

※その他のパートの解き方はこちら。

パート1パート2パート3パート4パート5パート6

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