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TOEICパート5の解き方を解説する【公式サンプル問題を使用】

PART5 解き方 解き方
のびた

5ヶ月でTOEICのスコアを480→895→980点と伸ばしました。この経験に基づいたTOEIC勉強法を紹介します。

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シリーズでお伝えしている、TOEIC980点を獲得した私によるTOEIC各パートの解き方。

今回はPART5の解き方を解説しますが、使用する問題はTOEICの公式サイトにあるサンプル問題です。→サンプル問題

解説に入る前に一度皆さんもサンプル問題を解いてみてください。

サンプル問題の解説

No.101

文法No.101

まず選択肢を見ます。「complicat」まで同じ形の単語が並んでます。「ああ、品詞問題ね」と思いながら空欄の前を見ます。

unnecessarily, often, 「are」, 「devices」。ここまでさかのぼったところで「devices are ○○」となれる選択肢は形容詞の「complicated」だと判断します。

一応解説的に言うと、名詞の「complication」も補語になれますが、「devices」と「complication」はイコール関係じゃないので選択肢には入れません、、

となりますが、実際には選択肢4つの中から正答である「complicated」を一瞬で選んでいる感じです。

解答時間は5秒です。

読んだのは「devices are often unnecessarily complicated 」で、訳したのは「devices are complicated」の部分だけです。

No.102

文法No.102

まず選択肢を見ます。sinceだけ接続詞で、他は前置詞です。

空欄の後を見ます。「he」、「joined」。この2単語を見て、後ろに主語、述語を取れるのは接続詞だけと判断し、「since」を選びます。

解答時間はたった3秒です。

読んだのは「he joined」だけで、翻訳は全くしていません。

一方、このタイプの問題で選択肢に接続詞が4つ並んでいる場合は、全文を翻訳し、空欄前後の文の関係を見た上で選択肢を選ぶという時間がかかる問題になってしまいます。

 

No.103

文法No.103

まず選択肢を見ます。「regula」まで同じ形が並びます。「ああ、品詞問題ね」と思いながら空欄の前を見ます。

that、state。ここまでさかのぼって、that以下が1文として完結する形になると判断します。

そして空欄の後ろを見ます。learning、new、skills、「enhances」。ここで動詞「enhances」を見つけ、「learning」が主語と判断します。

空欄は「learning」を修飾する形容詞かな、と思いながら選択肢「regular」を入れてみます。「regular learning・・・」。しっくりきません。

ちょっと考えます。

選択肢「regularly」が目にとまります。なるほど、that以下を1つの文としたとき、「regularly」がthat以下全体を修飾する形だったのか。日本語にすると「通常、新しいスキルを学ぶことは~を向上させる」となり文としておかしくないと判断して、ようやく「regularly」を選ぶことができました。

ちょっと時間がかかりましたが10秒で解きました。

読んだのも訳したのも「states that regularly learning new skills」の部分だけでした。

No.104

文法No.104

まず選択肢を見ます。関係詞と代名詞が並びます。

空欄の前を見ます。「Among」。前置詞から始まっていますね。名詞(動名詞)が後ろに続くことを意識します。

空欄の後ろを見ます。

recognized、at、the、company、awards、ceremony、were

ここまで読んで「recognized at the company awards ceremony」が後ろから修飾する名詞が選択肢に入るということ判断します。

「they」は名詞ですが前置詞の後ろに来るなら「them」じゃないとダメです。

そこで「those」を考えます。「those who」は「~する人々」でよく見る形ですが、「those」単独で後から過去分詞recognizedで修飾できるのか不安でした。

むしろ「those who」の「those」を省略した形で「who」がありえるような気もしてきます。

最終的には「among who」より「among those」の方が語感がいいと思ったので「among those」にしました。

悩んだので時間がかかりましたが解答時間は15秒でした。

No.105

文法No.105

まず選択肢を見ます。形容詞が並びます。訳して意味が通るものを選ぶ or 空欄前後で相性がよい形容詞を選ぶ問題だな、と思いました。「synthetic」の意味がわからなくて少し不安になりましたw

とりあえず空欄前後を見ます。「no (空欄) dyes」。「dyes」の意味が分からないw

しょうがないので頭から訳していきます。

「 Develyn’s Boutiqueで売られている衣服は天然の素材で作られていて”(空欄)dyes”を含んでいない。」

選択肢は天然と反対のものなんだろうと思いますが、dyeの意味もわかんないし、適当に「immediate」を選びました。

はい、間違えましたw

正解の「synthetic immediate」は「合成繊維」という意味らしいですね。

全文訳したので時間がかかりましたが解答時間は15秒でした。

 

PART5の解き方で大事なこと

時間をかけない解き方を学ぶ

何と言っても時間をかけないことが重要です。

リーディングは解く時間が足りない人が大半だと思いますが、PART7はどんどん長文化しており、PART7で少しでも時間を確保するためにはPART5を素早く解く必要があります。

基本的に1問15秒以内で解くようにしましょう。

1問15秒というと、全文を読む時間はないですし、まして翻訳している時間なんてありません。

今回私がどう解いているかを見せましたが、ほとんど訳していませんでしたよね?

私の解き方を見て何となくコツがわかればいいですが、「~テクニックで切り抜ける~ TOEIC PART5の勉強法」でも書いたように、私の解き方は「文法特急」の受け売りです。

「自分は文法の知識が十分あるから大丈夫」ではなく、TOEIC的ないかに早く問題を処理するかという視点を身につける必要があります。文法特急は必読です。

迷ったら語感を信じる

私も文法が苦手なのでNo.104の問題のように迷う問題があります。

この時、最終的な判断は選択肢を入れた時の「語感」でした。

考えてみれば日本語の文法問題があったとして、われわれ日本人は「これは形容詞が修飾し・・・」とか考えませんよね?何となく読んだ時の語感で正しいか間違っているかを判断できます。

私の勉強法では徹底的に音読をするのですが、音読を繰り返しているうちに正しい英語の語感が身につきます。間違った選択肢が入った選択肢を読んでみると語感とか、リズムとか何か違和感を持つようになります。

迷ったら語感から判断してしっくり来る選択肢を選ぶと正解になることが多いのです。

 

わからない問題はすぐ捨てる

No.105の問題では単語がわからないために正解を選べませんでした。

でも私はその問題で迷わず適当に選択肢を選びました。

PART5は難しい語彙が使われることが多いです。時には見たこともない単語が選択肢にズラリと並ぶことがあります。

わからないのは考えるだけ無駄です。

TOEICは問題数が多く、どうせ最後の問題までたどりつけないですし最初から満点なんか狙ってないのですから、わからない問題はすぐに捨てて1問でも先の問題に目を通すようにしましょう。

 

※その他のパートの解き方はこちら。

パート1パート2パート3パート4パート6パート7

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