企業の募集要項に「TOEIC○○点以上」という記載がよくあります。
しかし、「勉強したけどどうしてもそのスコアに届かない」とか、「うっかり受験するのを忘れていた」という場合があります。
こんな時、履歴書のTOEICの点数を詐称したい衝動に駆られますよね?
TOEICのスコアを偽ってもいいかどうか…
倫理的な観点からはもちろんアウトですが、私は詐称してもいいと考えています。
理由はTOEICのスコアを詐称してもバレないからです。
今回は、TOEICのスコアを詐称する時の注意点を紹介します。
TOEICのスコアを詐称してもバレない
TOEICを受験すれば、必ずスコア認定証というものが送られてきます。
TOEICのスコアを履歴書に書くならば、この認定証の提出を求められるのではないかと心配する人がいます。
私は就活、転職の両方の経験がありますが、入社前・入社後のどちらにおいてもスコア認定証の提出を求められたことはありません。
というか、TOEICに限らず資格の証明を求められたことはありません。
運転免許証だって確認されないので、こういう事件が起きます。
無免許運転アナ諭旨解雇 静岡第一テレビ Jリーグ取材帰りに事故で発覚
したがって、スコアの詐称がバレる心配をする必要はありません。
TOEICの点数の嘘がバレないようにする方法
それでも仮に、スコア認定証の提出を求められてしまったとしましょう。
慌てる必要はありません。
紛失したことにすれば問題ないです。
「でも認定証って再発行できるので、それでバレるのでは?」
と思うかもしれませんが、実は認定証の発行は受験から2年以内に限られます。(参考:TOEICのスコアに有効期限はない!ただし認定証の再発行は2年間)
スコアの嘘をつくときは、2年以上前に受験したことにしておき、再発行できなかったことにすれば大丈夫です。
ただし、大昔の受験日にすると、今の英語力に疑問を持たれてしまうリスクがあるので、履歴書には2年半前の日付を取得日として記入しておきましょう。
履歴書のTOEICスコアを詐称することでの影響
就職、転職に有利
冒頭で紹介したように、TOEICの点数が募集要項になっている場合、このスコアを超えないと選考の場に立てません。
また、募集要項になくとも、TOEICは日本の企業から絶対的な信頼を得ているので、TOEIC高スコアという資格は就活、転職活動でかなり有利に働きます。(参考:就職、転職に必要なTOEICスコアの目安は600点と800点)
入社後のキャリアへの影響
就活生は、入社のためだけにTOEICのスコアを上げようと考えます。
しかし、TOEICのスコアは入社後にも影響してきます。
企業側では入社前の情報をもとに、あなたの今後のキャリアについて、入社前の段階ですでに検討しています。
よく入社後の研修を通して配属先を決定するという話を聞きますが、あれは嘘です。
現実には入社前の段階で配属先および、その後10年ぐらいのキャリアが計画されています。
履歴書でTOEIC高スコアとした場合、海外駐在員の候補となり、最初の配属先からそのようなキャリアを意識したものとなる可能性があります。
TOEICスコアを詐称してもいいけど、英語力もつけておくべき
私はTOEICのスコアの詐称を、積極的に推奨しているわけではありません。
全くのデタラメのスコアを書くと、入社後に自分が困ることになります。
前述したとおり、自分ではそんなつもりがなくとも、海外駐在を意識したキャリアを進む可能性があります。
入社時に周囲から英語ができる人と思われていたのに、実際の業務では全く話にならない場合などは、期待から失望に変わってしまいます。
こうなると、なぜか英語以外の点までもマイナス評価され、仕事ができない人と見なされることがあるので注意が必要です。
また、入社後にTOEICを受験させられる機会もあります。
大企業はTOEIC IPテストを定期的に開催しているので、特に若手社員は積極的に受験させられるかもしれません。
IPテストとは通常の公開テストと問題に差はありませんが、受験会場がその会社内であり、結果も人事部宛てに送られてくることが多いです。(参考:TOEIC「IPテスト」と「公開テスト」は何が違う?オンライン方式とは?)
IPテストでは嘘をつけません。
たとえ就活の時にTOEICのスコアを偽ったとしても、そのスコアを取れるだけの英語力は身につけておきましょう。
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