TOEICのスコアを伸ばしたい・・・
その思いで必死に勉強しているはずなのに全然問題が解けるようにならない、ということはありませんか?
TOEICは問題自体は簡単です。試しに日本語訳を見ながら公式問題集を解いてみてください。
ほぼ満点が取れるでしょう。
実はTOEICは問題文を日本語で理解できれば満点が取れるような簡単な試験なのです。
「そんなこと言ったって、その日本語で理解するのが難しいんじゃないか!」と怒らないでください。
今回はTOEICの文章が日本語で理解できるようになり、問題を時間内に解けるようになるための勉強の順番について紹介します。
TOEICの勉強は「単語→リスニング→リーディング」の順番で行う
①単語を覚える
まず、大体の語学は単語がわかれば文章の意味がわかるようになります。
複雑な文法知識なんて必要ありません。
単語の意味をつなげていくだけで、その文章が何を言っているかわかるようになるのです。
「ウソつけ!」と思う方は次の中国語を見てください。
我结婚已经5年了
おそらく皆さん中国語を勉強したことがないと思いますが、何となく意味がわかるのではないでしょうか?
日本人は中国語を勉強していなくても漢字を知っています。漢字がわかる=単語の意味がわかると考えれば文法なんか知らなくても読める例です。
ちなみに意味は「私は結婚して5年目です」。
単語を覚えた段階である程度の文章の意味は理解できるようになります。
ただし、単語を覚えただけではまだ問題文を読むのに時間がかかります。
②リスニングの勉強(音読、シャドーイング)を行う
TOEICのリスニングはリーディングに比べて単語も文法も簡単です。
①の段階でしっかり単語を覚えれば既にリスニングの文章を読んで理解する力はあります。
しかし、聞いて理解することはすぐにはできません。リスニングの速さについていけないからです。
これを克服するためには音読、シャドーイングを行います。
リスニングのスピードに合わせて読むことで次第にそのスピードに慣れ、意味が取れるようになります。
単純にリスニング力だけでなく、速読力も身についていることになります。
③リーディング全パートを通して音読
リーディングの特にPART7の後半は、単語は難しいし、文法も難しいし、文章は長いしで、とにかく難しく感じます。
TOEICの勉強で最初にPART7の勉強から始めれば、その難しさに間違いなく挫折してしまいます。
しかし、①である程度の文章を読める力を身につけ、②である程度のスピードで読む力を身につけていれば、リーディングパートも難しくありません。
②までの段階で既にPART7の文章を読んで理解することは難しくないのですが、全ての文章を読むことは難しいです。
どういうことかというと、TOEICは問題数(問題文章)がとにかく多くて、それがTOEICを難しくしているということです。
これを克服するにはリーディングパート全体を通して音読することが有効です。
1回通して読むと20分以上かかりますが、これを毎日続けることでTOEIC特有の文章の長さに慣れることができます。
まとめ
「①単語の勉強」でゆっくりなら文章を理解できるようになる=精読
「②リスニングの勉強」で一定スピードで文章を読めるようになる=速読
「③リーディングの勉強」で長い文章を読めるようになる=多読
①を精読としたのはこじつけ感がありますがw
この順番で学習すれば、難しい文章を早く、多く読めるようになりスコアは一気に伸びます。
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※初心者向けの勉強法です。単語→リスニング→リーディングの順番で3か月間の勉強スケジュールを紹介しています。
コメント
そういえば少し単語の勉強が疎かだったような。。情報ありがとうございます!