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【TOEIC勉強法】PART6とPART7の長文対策は音読で攻略する

時計 勉強法
のびた

5ヶ月でTOEICのスコアを480→895→980点と伸ばしました。この経験に基づいたTOEIC勉強法を紹介します。

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TOEICパート6とパート7の長文は難しくない

TOEICパート6の特徴

パート6の問題は2つのタイプに分けられます。

  • パート5のように空欄の前後だけを見て解答する文法問題
  • 文章全体を理解した上で解答する長文読解問題

文法問題があるのでパート5とパート6をセットにしている参考書もありますが、最近では、文章全体を理解して流れをつかまないと解けない長文読解問題のほうが増えています。

また、一見すると文法問題に見える問題でも、実際には空欄の前後を見ただけでは解けず、文章全体の内容を理解しないと解けない問題もあります。

パート6は長文問題と捉えて対策すべきです。

 

TOEICパート7の特徴

パート7も大きく分けると2つのタイプに分けられます。

  • 1つの文章だけのシングルパッセージ問題
  • 求人募集 – 求人応募 – 選考結果など、1つの話題について複数の文章で書かれたマルチパッセージ問題

シングルパッセージの中でも2、3分で解答まで終わるものから、読むだけで5分はかかりそうなものまで、文章量はさまざまです。

 

TOEICパート6とパート7は長いだけで簡単

パート6とパート7はどちらも長文問題です。

特に、最近は文章量が長くなる傾向があり、時間が足りなくなります。

パート6、パート7に苦手意識のある人も多いでしょう。

しかし、実はパート6もパート7も文章自体は簡単です。

難しい文法で書かれていることはなく、設問も深く推察しないと解けない問題はないため、翻訳さえできれば小学生でも解ける問題です。

シングルパッセージだろうとマルチパッセージだろうと、文章量が違うだけで、マルチパッセージだから特別難しいということもありません。

ちなみに、TOEICの全問題200問のうち、70問がパート6、パート7です。

実は長いだけで簡単なパート6とパート7で確実に得点していくことが、TOEIC高スコアには必須となります。

PART6とPART7攻略のカギは速読と文章量への慣れ

パート6とパート7はとにかく長いので、TOEIC800点レベルの実力者でも時間が足りなくなります。

私もTOEICで895点だったときは、最後の文章を読むことができず、5問を捨てることになりました。

したがって、攻略のためには速読が重要になります。

また、TOEIC以外でこれほど長い複数の文章を読む機会はほとんどないため、途中で集中力が切れてきます。

したがって、この長い文章量に慣れることも重要です。

PART6とPART7の勉強法、音読のやり方

速読力を上げ、文章量に慣れるための勉強法としては、公式問題集を使った音読がおすすめです。

音読は以下のやり方で行います。

  1. 公式問題集のテスト1回を解く
  2. パート6の1つ目の文章を日本語訳を見ながら1文1文を理解する。知らない単語は意味を調べるだけでなく、発音もできるようにする
  3. パート6の1つ目の文章を10回音読する
  4. パート6の2つ目の文章も同様に10回音読し、同様にしてパート7の最後の文章まで10回音読する
  5. 翌日はパート6、パート7の全ての文章を1回通して音読する
  6. これを10日間つづける(=合計20回の音読

 

音読のポイント

音読する時は頭の中で内容をイメージ

音読するときは必ず、今読んでいる文章の内容を頭の中でイメージしてください。

理想は、音読しながら頭の中で同時翻訳することです。

スラスラ読めないときは、単語を覚えていないとか、文章を理解していないとかなので、必ず立ち止まって解説・日本語訳をもう1度読みましょう。

最初は単語が難しく感じますが、なかなか覚えれない単語でも、何度も音読しているうちに勝手に覚えられるようになるので安心してください。

 

音読は毎日行う

音読は最初はひっかかりまくって、全然進みません。

初日にパート6、パート7の全ての文章を10回読むのは、かなりの時間がかかります

以下のように分けてもOKです。

  • 1日目 パート6の音読10回
  • 2日目 パート7のシングルパッセージの音読10回
  • 3日目 パート7のマルチパッセージの音読10回
  • 4~13日目 パート6とパート7を通して音読1回(合計20回)

それでも、パート6、パート7を通しての音読は、音読が通算20回になるまで毎日行いましょう。

人間の記憶の性質として1日で覚えることは不可能です。

毎日繰り返すことで、知識が定着します。

また、毎日1回パート6、パート7を通して読むことで、だんだんその文章量に慣れてきます。

最初はパート6、パート7を通して読むのに30分以上かかりますが、20回読むころには25分ぐらいで読めるようになるので、速読力も上がります。

本番は声に出さずに読むので、音読以上に速く読むことができます。

音読で速読力を上げ、文章量にも慣れることで、本番で余裕をもって設問に解答できるようにしましょう。

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コメント

  1. いし より:

    大変参考になる学習法をありがとうございます。
    この学習法では、設問やメール文章の最初の部分も通読の対象になっているのでしょうか?

    • のびた のびた より:

      返信が遅くなり申し訳ありません。
      私は設問部分の音読は行いませんでした。
      もし設問部分の文章が苦手の場合は慣れのために音読をしたほうがいいですが、そうでなければ時間もかかるのでやる必要はありません。

  2. いし より:

    ありがとうございます。
    通読ハードですが頑張ります!

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