以前に895点を獲得するまでに使用した参考書を紹介しました。
今回は895点を獲得後、980点を獲得するまでに使用した参考書を全て紹介します。
895点を獲得した時のものと重複するものもありますが、継続して使用したという意味ですのでご了承ください。
また、参考書名が出てくるまで少し長いですが、なぜその参考書を使用したのかを説明したいのでちょっと我慢してくださいw
900点を超えるには弱点があってはならない
まず初めに、900点は誰でも同じように勉強して取れる点数ではありません。
800点までなら正直言って金のフレーズと公式問題集2、3冊をひたすら繰り返せば誰でも超えられると思います。
※100日で800点を目指す勉強スケジュールはこちらをご覧ください。
しかし900点は違います。言うまでもありませんが、900点を取るためには約9割は正解しなければなりません。苦手分野があれば届くはずがありません。
つまり自分に何が足りないかを分析し、弱点を克服しなければ900点を超えることはできないのです。
私も895点を取った後、自分がさらに伸ばせるところはどこか分析しました。
私の場合は、
- リーディングの時間が足りない
- PART4のリスニングのスピードについていけていない
この2つが弱いと考えました。
1.リーディングの時間が足りない
895点を取った時はPART7の最後の文章1つを読むことができず、最後の5問が塗り絵になってしまいました。
私はもともと文法が苦手だったこともあり、どうしてもPART5に時間がかかっていました。
ずっと文法特急を繰り返していましたが、さすがに答えを覚えてしまったので、演習用に別の参考書を探しました。
1日1分レッスン!新TOEIC TEST千本ノック!
文法特急は問題自体は簡単なものが多いので、Amazonのレビューを参考に難しめの文法問題集を探しました。千本ノックというシリーズが有名だったので当時の最新刊である第7弾を購入しました。
この本の前書きにも書かれていますが、問題文が本試験よりも長く、使用されている単語も難しいものが多いです。早く解く練習には最適ですし、このレベルの問題をスラスラ解ければPART7の文章は朝飯前になります。
また、問題がカテゴリー分けされていないことも演習には便利です。例えば「時制問題の章」のようにまとめられていると、本番でランダムに問題が出された時に対応できない可能性があります。文法特急もカテゴリー分けされていませんが、なるべくそのような文法問題集を選ぶようにしましょう。
1日1分レッスン! 新TOEIC TEST千本ノック! 7(Amazon)
2.PART4のリスニングのスピードについていけない
リスニング中、単語がわからないわけではないのですが、長文になると頭の中で理解するのに時間がかかり、段々とナレーションに置いていかれる、ということがありました。
特にPART4はナレーターが1人なのでベラベラとしゃべって早く進んでいくように感じられます。
これを克服するために速聴トレーニングを行いました。
鬼の変速リスニング
2.5倍速、2倍速、1.5倍速など通常より速いスピードでリスニングを聞く、というただそれだけの本ですw
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
この本は繰り返しての学習はしませんでしたが、このアイデアは使えると思ったので公式問題集を1.5倍速で聞く(シャドーイング)練習をしました。
公式問題集のいいところは本番と同じナレーターということです。
試験会場で本番前に1.5倍速で聞いておくと、試験開始直後のリスニングのナレーションがゆっくり感じられるのでおすすめです。
TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2(Amazon)
その他、使用した参考書
金のフレーズ
システム英単語で勉強していて不満はなかったのですが、たまたま本屋で立ち読みした金のフレーズがあまりにも本番の試験に出る単語しかのっていなかったため衝撃を受けて購入しましたw
システム英単語をマスターしている人ならば「860点レベル」の章までは難なくこなせます。ただ、「990点レベル」の章は難しかったです。それでも900点超えを目指すならこの章も覚えなければなりません。
ちなみに「990点レベル」の章も英検1級レベルの単語と比べればかなり簡単です。
金のフレーズ(Amazon)
公式問題集vol.4~6
895点を取るまでにVol.6とVol.4を使いましたが、それに加えてVol.5も購入しました。
そして試験まで毎週土曜日にリスニング、日曜日にリーディングを解きました。本当はリスニング、リーディングを通して解くべきでしょうが、疲れるので私は分けて解いていましたw
たぶんこの毎週末の演習が一番効果があったような気がします。いわゆる試験慣れというやつですが、特にTOEICは時間との戦いです。この演習を通して時間感覚を養うことができました。
参考までにこの演習の時のスコアをさらします。(旧形式なので問題数が若干異なります)
Vol.6とVol.4は895点の時にも使用しているので2回目のはずですが、思ったより間違えまくってますw
PART1 | PART2 | PART3 | PART4 | PART5 | PART6 | PART7 | TOTAL | |
Vol.5 test1 | 7 | 28 | 29 | 26 | 35 | 9 | 44 | 178 |
Vol.5 test2 | 9 | 28 | 30 | 29 | 36 | 8 | 46 | 186 |
Vol.4 test1(2回目) | 10 | 29 | 30 | 30 | 35 | 12 | 47 | 193 |
Vol.4 test2(2回目) | 9 | 29 | 30 | 26 | 30 | 12 | 46 | 182 |
Vol.6 test1(2回目) | 10 | 27 | 30 | 30 | 39 | – | – | (136) |
Vol.6 test2(2回目) | 10 | 29 | 30 | 29 | 37 | – | – | (135) |
TOEIC 公式問題集(Amazon)
まとめ
上の公式問題集の演習結果を見ると、「本当にこいつ980点取れたのか?」と疑問に思いますよね。私もそう思いますw
990点を何度も取るような人なら別ですが、900点を超えるかどうかは本番の問題の相性も関係してきます。
800点を超えたら苦手分野を重点的に勉強し、あとは自分に合う問題が出ることを祈りましょうw
コメント