TOEIC対策の参考書は何を使用すればいいのでしょうか?
私が1番おすすめしたい参考書はTOEIC公式問題集です。
私だけでなく多くの方がおすすめしているように思います。
これを使わずに高得点は難しいです。
書店に行けば必ず並んでいるのですが、「公式問題集」に似たタイトルの別の参考書もあります。
間違えてパチモンを購入しないように本物の公式問題集を紹介します。
公式問題集とは
公式問題集とはTOEICの運営会社である国際ビジネスコミュニケーション協会が発行している問題集のことです。その問題集の一覧はTOEICの公式サイトともいえるTOEIC SQUAREで確認できます。
http://square.toeic.or.jp/kyouzai/store/ (TOEIC SQUAREのリンクです)
TOEICの試験は実は3種類ある
今まで何気なく”TOEIC”と読んでいますが、実はTOEICには
「リスニング・リーディングテスト」
「スピーキング・ライティングテスト」
「ブリッジテスト」
の3種類があります。
一般的なのは「リスニング・リーディングテスト」であり、私のブログでもこの勉強法について紹介しています。
ちなみに、「ブリッジテスト」は「リスニング・リーディングテスト」が難しく感じる人向けのテストです。
しかし、「リスニング・リーディングテスト」で結果を出すことが目的なら、たとえ英語が苦手でも初めから「リスニング・リーディングテスト」の問題を解いていくことが重要です。
TOEICの勉強はつまらないので「徐々にステップアップ」という考えでは途中で挫折してしまいます。
TOEICは2016年5月より新形式へ移行
TOEICリスニング・リーディングテストの中で公式問題集とは
「公式TOEIC Listening & Reading問題集1,2,3」
「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」
「TOEICテスト新公式問題集Vol.1~Vol.6」
を指します。
名前が紛らわしいのですが、その中でも現行の公開テストに対応した問題集は
- 「公式TOEIC Listening & Reading問題集1」
- 「公式TOEIC Listening & Reading問題集2」
- 「公式TOEIC Listening & Reading問題集3」
- 「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」
の4つです。
え・・・?そうなの?w
何を隠そう私はTOEICが新形式に移行していたことを知りませんでした。
企業・団体向けのIPテストも2017年4月に新形式に移行するようです。
私は旧形式のテストを受験していましたので、公式問題集と言えば、「TOEICテスト新公式問題集Vol.1~Vol.6」のことだと思っていました。
旧形式からの変更点は以下のリンクで確認できます。
http://www.toeic.or.jp/info/2015/i025/i025_01.html (TOEIC 公式サイトのリンクです)
各PARTの問題配分が変わっているだけで、問題内容まで大きく変わっているということではないようです。
私の勉強法も新形式でも通用しますのでご安心ください。
過去問がないTOEICで公式問題集を使用するメリット
なぜ公式問題集の評判は高いのでしょうか?
私はTOEICでは過去問が出回らないことが関係していると思います。
一般的なTOEICの試験は公開テストと呼ばれるもので、試験後に問題用紙が回収され持ち帰ることができません。
そして企業や学校向けに行われるIPテストで公開テストで使用された問題が流用されます。
(※TOEIC「IPテスト」と「公開テスト」は何が違う?早見表あり)
このため、試験問題は出回らないようになっています。(はずです・・・)
試験対策において過去問を解いて対策することが1番効果があります。
傾向、問題の質を知るには過去問を解くしかありません。
TOEICでは過去問がないため、この代わりになるのが公式問題集です。
TOEICの運営会社だからこそ作れるその質は、他の出版社から出されるものとは一線も二線も画しています。
正直言って、運営会社が自分たちで模擬試験みたいなのを作るという、こういうビジネスの仕方はいかがなものかと思います。
しかも公式問題集は値段が高いしw
ただ、スコアアップのためだと割り切って使用しましょう。
これだけ質の高い模擬試験を用意してくれているのはありがたいことです。
TOEIC 公式問題集(Amazon)公式問題集以外の問題集
公式問題集以外に国際ビジネスコミュニケーション協会から発行されているものとして
「TOEICテスト公式プラクティス リーディング編」
「TOEICテスト公式プラクティス リスニング編」
「TOEICテスト公式問題で学ぶボキャブラリー」
の3冊があります。
実は私は最初に
- 「TOEICテスト公式プラクティス リーディング編」
- 「TOEICテスト公式プラクティス リスニング編」
から入りました。
ネット上では簡単という声が聞かれますが、問題の質は公式問題集と大差なく非常に優れた問題集です。
公式問題集が2回分のテストが収録されているのに対し、公式プラクティスは約1回分で問題数も本番と若干異なるため、公式問題集を優先させましょう。
ただ、TOEIC500点未満で英語に自信がない人はこれらの公式プラクティスから取り組むといいです。
公式プラクティス・リーディング編(Amazon)「TOEICテスト公式問題で学ぶボキャブラリー」についてはやらなくていいです。
単語帳に関しては「金のフレーズ」という素晴らしい参考書があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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