TOEICはリスニングが495点、リーディングが495点、合計990点の試験です。
問題数はリスニング100問、リーディング100問の合計200問であり、単純に計算すると、配点は1問5点と考えられます。
配点は1問5点ではない。TOEICでは全問正解でなくとも満点が出る
しかし、TOEICは全問正解でなくても満点が出ます。
私が980点を取った時のスコアシートを見ると、全問正解ではなかったことがわかります(下図の赤)。
しかし、この時のリスニングスコアは495点の満点でした。
したがって、TOEICの配点は単純に1問5点とは計算できません。
正解数とスコアの関係は公式問題集のスコア換算表でわかる
公式問題集の解説に「スコアレンジ換算表」というものがあり、正解数とスコアの関係がわかります。
下の表をご覧ください。
例えば、
- リスニングで45問正解→リスニングスコアレンジ140~225
- リーディングで64問正解→リーディングスコアレンジ235~325
単純に考えると、合計スコアは375~550点だとわかります。
ただし、これだとレンジが広すぎるので、ここから自己採点する場合は、リスニング45問で225点、リーディング64問で300点の合計525点ぐらいかな、などと推察します。
また、スコアレンジ換算表を見ると、リーディングよりもリスニングのほうが、同じ正解数でもスコアが高めに出ることがわかります。
したがって、手っ取り早く高スコアが欲しいなら、リスニングを重点的に勉強すべきです。
TOEICで800、700、600点を取るための正答数
リーディング・リスニングでそれぞれ同じぐらいの正答数だったとして、この換算表をもとにすると
- TOEIC800点には170問
- TOIEC700点には145問
- TOEIC600点には130問
の正解数が目安になります。
ただし本番のテストでは、試験の難易度によって正解数と配点の関係も変わってくることに注意してください。
問題が難しければスコアは高めに、簡単ならば低めに出ます。
あくまでも「目安」として考えてください。
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