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TOEICパート2でよく出る問題とは?

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のびた

5ヶ月でTOEICのスコアを480→895→980点と伸ばしました。この経験に基づいたTOEIC勉強法を紹介します。

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TOEICパート2って勉強しにくいパートですよね?

実はこのブログでも「パート2は問題に慣れるしかない」という、ふざけたアドバイスをしています。

※詳しくはこちら

【TOEIC勉強法】PART1とPART2が苦手な人はディクテーションで対策しよう

「勉強法」をうたったサイトなのに、あまりに無責任なアドバイスだったと反省しています。

勉強法といえるかはわかりませんが、解く際のコツになればと、今回はパート2の問題を分析しました。

分析対象は公式問題集Vol.4~Vol.6のパート2の問題180問です。

大変でした・・・。

パート2の問題パターン

パート2の問題は次の7種類に分類できます。
(7種類もあんのかよ・・・)

  1. 5W1H文
  2. Yes/No文
  3. 否定疑問文
  4. 選択疑問文
  5. 提案/依頼/許可/勧誘
  6. 肯定/否定文
  7. 付加疑問文

では1つずつ見ていきましょう。

1.5W1H文 (80/180問)

これは質問文がwhen, where, why, who, what, why, howで始まるパターンの問題です。

実はパート2の約半数がこのタイプの問題です。(80/180問)

特に前半はこの問題が多いです。

この問題のうち「when, where, who」は手堅く得点したい問題です。ひっかけ問題はほとんどなく、whenなら「時間」、whereなら「場所」、whoなら「人」が正解の選択肢となります。キーワード1語で判断できる問題が多く、難易度は低いです。

what, how, whyは、「どのように」とか「なぜ」ということが問われるため、選択肢をキーワード1語で判断するのは難しいです。whyで始まる質問の場合、選択肢がbecauseやtoで始まっていればそれが正解となることが多いです。しかし、because, toで始まる選択肢がない問題も約半数あるので注意してください。

この問題を解くときのコツとしては、

「最初の1語を絶対に聞き逃さない」

ということです。

次の例文を見てください。

When did you meet him? (いつ彼に会いましたか?)
Where did you meet him? (どこで彼に会いましたか?)

最初の1語の違いで質問のポイントが全然変わってきます。だから最初の1語が重要なのですが、もう1つアドバイスがあります。それは

「最初の1語を忘れない」

ことです。

「アホか!」と思うかもしれませんが、選択肢が読まれている最中に「あれ、質問ってwhenだっけ?whereだっけ?」となることが必ずあります。

そうならないために、私は選択肢が読まれている合間も「when, when, when・・・」と頭の中で反復しています。

 

2.Yes/No文 (18/180問)

例えば、

Are these your glasses? (これはあなたのメガネですか?)
No, they’re not mine. (いいえ、私のではありません)

というように本来Yes/Noで答えられる問題がこのタイプです。が、最近はYes/Noで答えない選択肢も約3割あります。

Is it easy to get a taxi in your neighborhood? (あなたの近所でタクシーはすぐにつかまりますか?)
It depends on the time of day. (時間によります)

このタイプです。

私は勝手に「不親切系」と読んでいますが、このように質問にはっきり答えてないものも正答になることに十分注意しましょう。

この不親切系は特に後半の問題で出てきます

3.否定疑問文 (14/180問)

さあ文法の時間ですw

Isn’t the bus coming soon? (バスはすぐ来ないのですか?)

バスがすぐ来る場合はYesで、バスがすぐ来ない場合はNoで答えます。

日本語にすると、

バスはすぐ来ないのですか?→はい、来ます

となり、不自然に感じますが、英語では肯定する内容(来る)ならYes、否定する内容(来ない)ならNoで答えます。

このルールさえわかっていれば、このタイプの問題は大丈夫です。

4.選択疑問文 (10/180問)

Should I stay here or wait for you in the meeting room? (ここにいましょうか、それとも会議室であなたを待ちましょうか)

このように「or」で2つの選択肢を聞いてくる問題です。

このタイプは質問文がかなり長くなることがあります。何となくで最後まで聞いてしまうと、「or」の前の文が簡単に頭から抜け落ちます。集中を切らさないように十分注意してください。

また、ここでも不親切系問題があります。

Do you prefer payment in advance, or can I pay on delivery? (前払いがいいですか、着払いでもいいですか?)

Either way is fine. (どっちでもいいです)

どっちなのかはっきりしろ!

と思うのは私だけですかね。。

5.依頼/許可/提案/勧誘 (21/180問)

これは会話表現を知っているか、というタイプの問題です。よく使われる表現を列記しましたが、実際の英会話でもよく使う表現ですので、表現パターンを暗記しましょう。

依頼(~してくれますか)

Can you go shopping for me? (私のために買い物に行ってくれますか?)

了承の場合
Sure./Certainly./Of course. (もちろん)

断る場合
Sorry but I’m busy now. (ごめんなさい、今忙しいです。)
I’m afraid I can’t. (申し訳ないけどできません。)

※注意したい依頼の表現
Would you mind going shopping for me? (私のために買い物に行ってくれますか?)

この「mind」は「気にする」、「嫌だと思う」という意味ですので

了承の場合は、
No problem や Not at all など、「問題ない(かまわない)」という文がよく使われます。

許可(~してもいいですか)

Can I open the window? (窓を開けてもいいですか)
May I open the window? (窓を開けてもいいですか)

了承の場合
Sure. (もちろんです)
Please go ahead. (どうぞ)

断る場合
I’d rather you didn’t. (そうしないでほしいです)

なぜ「didn’t」という過去形が使われているかというと、これは仮定法だからです。過去のことを言っているのではありませんよ。「~しなければいいなぁ」という願望を表しており、丁寧な断り表現です。

※注意したい許可の表現
Do you mind if I open the window? (窓を開けてもいいですか)

了承の場合
Of course not. (構いません)

断る場合
I’m afraid I do. (すみませんがそうしないでほしいです)

応答に違和感を覚えるのではないでしょうか?先ほども言いましたが「mind」は「気にする」という意味です。「気にしますか?」→「気にしません」なので、notなのに了承の意味になります。

反対に断る場合は 「I do = 気にする」 です。

提案(~しましょうか)

Can I carry your bag? (あなたのバッグを運びましょうか)
Would you like a ride to the station? (駅まで送りましょうか)

了承の場合
That’d be great. (ありがとう)

断る場合
Thanks, but I can manage. (ありがとう、でも自分でできます)

勧誘(~しませんか)

Would you like to come to the party tonight? (今夜パーティーに来ませんか)

了承の場合
I’d love to. (よろこんで)

断る場合
I’m afraid I can’t. (残念ですが行けません)

 

6.肯定/否定文 (26/180問)

これが一番難問です。

なぜ難しいかというと、質問ではないため応答が自由にできてしまうからです。どんな返事が来るか予想することが難しいです。

I think the brakes on my car need to be fixed. (私の車のブレーキは修理する必要があると思います)
How old are they? (どのくらい使っているのですか?)

このような問題です。はっきりいってこの問題はかなり難しいです。日本語訳を見れば簡単ですが、実際の問題で自信をもってこの選択肢を選ぶのは難しいです。したがって消去法が一つの手になります。

ただ、問題分析をした結果、1つ解答テクニックを発見してしまいました。

それは質問文で返答している選択肢を選ぶということです。ちょうど上の例題のような感じです。

選択肢に質問文がある選択肢は15/26問とかなり多いです。(※なぜか3つの選択肢の中には質問文が1つしかありません。)

そのうち、質問文が正答となるものは10/15問とかなり高い割合でした。

あくまでもテクニックですが、肯定/否定文タイプの問題で迷った時は、質問文の選択肢を選んでください。

7.付加疑問文(11/180問)

The bus is coming soon, isn’t it? (バスはすぐにやってきますよね)
The bus isn’t coming soon, is it? (バスはすぐにやってきませんよね)

どちらの質問文でも応答は一緒です。バスがすぐ来る場合は「Yes」, すぐ来ない場合は「No」です。

ちょうど「3.否定疑問文」でやったルールと一緒で、内容的に肯定ならば「Yes」、否定ならば「No」となります。

パート2の解答法まとめ

  • 問題の半分は5W1H文なので、質問文の最初の1語に集中する。忘れないように最初の1語を頭の中で繰り返す(when, when ,when・・・)
  • 否定疑問文、付加疑問文の応答は、内容的に肯定ならば「Yes」、否定ならば「No」
  • 選択疑問文は長いので気を抜かない
  • 肯定/否定文は迷ったら選択肢が質問文のものを選ぶ
  • 3択なので消去法も有効

各問題、選択肢Cが読まれてから次の質問が読まれるまで5秒しかありません。わからなくても適当にマークしましょう。

パート2は質問の最初の部分が非常に重要ですので、迷うよりも次の問題に集中するようにしましょう。

もし、苦手な問題パターンがあれば公式プラクティスの利用をお勧めします。今回の問題パターンの分類も公式プラクティスを参考にしていますので、弱点克服に役立てましょう。

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