TOEICは2月と8月を除いて毎月試験が開催されます。月1回のペースで年間10回です。
受験回数の制限はないため「何回も受ければ良い点取れることもあるだろう」と全ての回を申し込もうとしている方はいませんか?
約80都市で行われるTOEICですが、実は全ての会場で年間10回行われるわけではないので注意が必要です。
大都市は年10回開催
大都市ではTOEICが毎回実施されるため年10回試験のチャンスがあることになります。
ここでいう大都市とは、札幌、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、広島、福岡です。
近畿地方で唯一ハブられた和歌山wwwとか煽る意図はありませんからね。
基本的に人口が多い(=受験者が多い)地域は毎回開催されますが、政令市である新潟、岡山、熊本が毎回開催ではないのは意外ですね。
地方では都市ごとに開催回数が全然違う
地方では開催回数が少なくなります。
しかも全ての地方で回数が同じわけではく、隔月での開催というような決まりもないです。
開催がある回、ない回をよく確認してから申し込まなければなりません。
例を上げると青森、弘前、八戸、岩手は図の期間で2回開催がありますが、弘前だけ9月ではなく11月に実施されます。
一方、九州は地方でも開催回数が多く熊本、鹿児島ではほぼ毎回開催です。
必ず事前に日程を確認しましょう。
TOEICは自分の住所以外の都市でも受験可能
ここまで見て地方在住だと不利だなと思いますよね?
たしかに不利なことには変わりないのですが、TOEICでは申し込みの際に受験地を選択できます。つまり、自分の住所の最寄り会場ではないところでも受験できるのです。
実際に私は地方在住ですが、受けたかった回のTOEICが地元では開催されなかったため、東京で受験したことがあります。
受験会場は水道橋だったか御茶ノ水だったか忘れましたが、駅からのアクセスもいい場所でした。
その会場にはスーツケースを引いている人も何人もいたので、おそらく私と同じように地方から出てきて受験していたのだと思います。地元じゃない人が特定の会場に集められた可能性もありますね。
ちなみに本当はスーツケースは会場に持ち込まずにコインロッカーに預けたほうがいいです。会場で置くスペースがなくて焦ったら試験にも悪影響が出ます。
地元以外で受ける時は、昼からの試験なので午前中に移動してもいいですが、前泊して観光がてら受験するのもいいかもしれませんね。
ただ、TOEICにはリピート割引といって受験の1年後の受験料が割引になりますが、地元以外で受ける場合は1年後の割引も地元では開催されない回になる可能性があるので注意してください。
TOEIC IP試験の日程はその団体による
これまでTOEIC公開試験の話をしてきましたが、TOEIC IP試験ならば話は変わります。
TOEIC IP試験とは企業等で開催される試験です。
試験問題は通常のTOEIC公開試験と変わりませんが、企業等で受ける試験になります。
TOEIC IP試験の日程は開催する団体によりますので上記の話は無視してください。
私の会社でもIP試験が実施されますが、特定の月に毎週開催されるような形になっています。
まとめ
- TOEIC公開試験は大都市なら年10回開催。
- 地方は都市ごとに異なるので試験日程の確認が必要。でも大都市での受験も選択できる。
コメント