TOEIC初心者は600点を目標にしよう!
先日、100日で800点を取る勉強するスケジュールを紹介しました。
基本的にこの勉強スケジュールをこなせば800点を取れるのですが、英語に苦手意識があったり、TOEICのことをまだ全然知らない場合は、結構きつい勉強法になっています。
「800点なんてとても目指せるレベルじゃないよ…」と不安に思う人もいますよね?
そんな人はまず600点を目指してほしいです。
こちらの記事でも紹介していますが、TOEICの平均点は580点ぐらいです。
600点を取ることで、人より英語ができることのアピールになります。
今回はTOEICを何から勉強すればいいかわからない方のために、まずTOEICで600点を取るための勉強法を紹介します。
TOEICで600点を取るための勉強法
使用する参考書
金のフレーズ
金のフレーズ(Amazon)
公式問題集(最新のものを1冊)
TOEIC 公式問題集(Amazon)
文法特急2
文法特急2(Amazon)
公式プラクティス・リーディング編
公式プラクティス・リーディング編(Amazon)英語初心者はまず単語を覚える!
大事なことですが、「英語力=単語力」です。
英語上級者でもリスニングで知らない単語は聞き取れませんし、リーディングで知らない単語が並んでいる文章は理解できません。
このブログの勉強法では、まず公式問題集を解くことから始めることをおすすめしていますが、単語がわからずに全く問題が解けないレベルだと適当にマークシートを塗るだけで終わってしまうため、もったいないです。
したがって、初心者は英単語を覚えることから始めましょう。
使用する単語帳は「金のフレーズ」です。使用方法はこちらの記事を参考にしてください。
大事なことは、毎日少しづつ繰り返し学習しながら単語を覚えていくことです。
1日で一気に覚えたつもりでも、1か月後には全て忘れてしまいます。
毎日少しづつ繰り返して勉強することで知識として定着します。
※金のフレーズの基礎固め編として銀のフレーズが発売されました。金フレが難しすぎる場合は銀フレから勉強しましょう。どちらを選ぶべきかは「「銀のフレーズ」はTOEIC最強の単語帳「金フレ」の基礎固め編」をご覧ください。
公式問題集でリスニング対策
金のフレーズである程度の単語を覚えたら、リスニング対策を行います。
リーディングよりもリスニング対策を優先させる理由は、リスニングのほうが簡単で、高得点を狙えるからです。
リスニングの勉強ではまず公式問題集を解いてみます。
PART1~PART4まで通して解きますが、解けなくても気にしないでください。
復習をしっかり行い、本番で解ければよいのです。
復習のメインはPART3、PART4の音読・シャドーイングです。つらい勉強ですが、そのぶん効果は高いです。
復習をしっかり行わないと、この後のリーディングの勉強にも影響が出るので気合を入れましょう!
文法は難しそうなら捨ててもOK
リスニングが終わったら次はPART5の文法を勉強します。
「文法特急」で勉強しますが、第0章に解くためのテクニックが書いているので熟読しましょう。
英語が苦手な人は、文法が苦手な場合が多いです。
文法特急を少し読み進めてみて、全く理解できないと思ったらPART5は捨てましょう。
長文主体のPART6、PART7は文法が苦手でも単語の意味をつなげていけば解ける問題が多いです。
TOEICは時間との戦いになるので、単語ができれば得点できるPART6、PART7に時間をかけるのも作戦です。
公式プラクティス・リーディング編でリーディングのレベルに慣れる
ここまで金のフレーズ、公式問題集のリスニングの学習のおかげで、ある程度のレベルの文章を読めるレベルになっています。
それでもいきなり公式問題集のリーディングを解くのは厳しいです。
解けない問題が並んでいると、やる気がなくなり勉強を投げ出したくなります。
まずはTOEICのリーディングの文章に慣れましょう。
「公式プラクティス・リーディング編」という参考書を使います。
問題を解かずにいきなり解説を読み、よく理解したら音読をするという流れで勉強します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
公式問題集のリーディングで文章量に慣れる
公式プラクティスが終わったら、ようやく公式問題集のリーディングを時間を測って解きます。
しかし、ここでも結果は気にしなくて大丈夫です。
復習を頑張りましょう。
公式プラクティスでは文章のレベルに慣れましたが、ここでは文章「量」に慣れるためPART6、PART7を通して音読するようにしましょう。
最初は30分以上かかるかもしれませんが、10日も音読すれば25分ぐらいでスラスラ読めるようになります。
本番前にもう1度公式問題集を本番形式で解く
今まで使用してきた公式問題集のtest1を本番形式で解きます。
ここでは本番を意識して時間配分を重視しましょう。
解く前に各パートを何分で解くか決めておきます。
ちなみにTOEIC600点レベルなら時間が足りなくて当然です。
難しい問題は捨てる、文章が長いものは捨てる、など決断しながら解いてみましょう。
TOEICで600点を取るための勉強の順番まとめ
- 金のフレーズで単語を覚える
- 公式問題集のリスニングをシャドーイング中心に勉強
- 文法特急でPART5を勉強(難しければ捨ててもOK)
- 公式プラクティスの音読でPART6、PART7の文章レベルに慣れる
- 公式問題集の音読でPART6、PART7に文章量に慣れる
- 時間配分の作戦を立てて、公式問題集を本番形式で解く
金のフレーズの単語がマスターできれば、TOEIC600点は堅いです。
そのぐらい単語は重要です。
力の配分はこんな感じです。
- 金のフレーズ:70%
- リスニング:15%
- リーディング10%
- 文法特急5%
やる気が出ない日でも、単語だけは30分でも勉強するようにしましょう。
英語が全くできない場合は動画で学習する
上記の勉強法は私が勉強してきたことをベースに、参考書を使っての独学となっています。
しかし、本当に英語ができない人は、参考書の解説を自分で読んでいても全く頭に入ってこないと思います。
英語が全くできない人は、参考書での勉強よりも、動画でわかりやすく解説してくれる「スタディサプリ TOEIC」がおすすめです。
スタディサプリには1週間の無料期間があり、1週間以内に退会すれば一切お金はかかりません。
一度、どんな解説動画なのか見てみるといいです。
私もスタディサプリを使用して600点を取る勉強法を考えました。
1日ごとに何をするかのスケジュールも立てているので、動画の方が合いそうだと感じたら、「スタサプENGLISHで3か月でTOEIC600点を目指す勉強法」もぜひご覧ください。
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